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2001年10月31日 (水)

 どうなる日本経済

 いきなり下手な例え話に付き合っていただこう。1人の心臓疾患患者がいる。いろいろと治療を試みたが一時的に病状が回復するものの しばらくするとまた悪化するといった事の繰り返しだった。患者の家族は業を煮やして主治医をかえることにした。新しい主治医は「心臓移植」すれば健康な体になれるという診断である。患者の家族は人望のある医師の言う事なのでお任せする事にした。

 心臓移植には心臓の提供者が必要である。心臓の提供者を探しているが すぐに提供者があらわれる期待は少なく過去の経験から後2~3年待つことになりそうだ。ところが その後患者の病状が悪化しても 主治医は「心臓移植」すれば大丈夫と言うばかりで何の応急手当もしない。患者に栄養を与え体力を付けておこうと思っても主治医は特に必要ないという。このままでは心臓移植手術の前に患者が死んでしまうのではないかと家族は心配し始めた。

 もう何の例え話かおわかりだろう。患者を日本経済 主治医を小泉首相 心臓移植を構造改革 応急手当を景気対策に置き換えていただこう。小泉首相がいう「構造改革なくして景気回復なし」は 過去の景気対策の失敗から多くの支持者を集めた。私もその通りだと思う。しかし道路行政一つとっても特殊法人の改革調整が難航しているのをみると構造改革が軌道に乗るのに1~2年では絶対に無理である。少なめに見積もっても5年以上はかかるだろう。

 経済に限らず何かの対策を考えるとき短期 中期 長期に分けて対策を立てるのは常識である。小泉首相のいう「構造改革」は長期対策である。ところが同時実施すべき「国債発行枠30兆円」は短期計画に該当する。全くタイミングを考えていない無茶な施策だ。実効ある短・中期対策を組み合わせて はじめて長期対策が有効に実施できる。

 毎日のニュースを見ていると 失業率5.3% 大企業の追加リストラ計画 日銀のGDP見通し(大勢)が戦後初めての2年連続マイナスの可能性と 景気下降の指標ばかりだ。長期計画「構造改革」が軌道に乗るまで じっと我慢の小泉首相。まさか日本国が死んでしまうことはなかろうが 経営に行き詰まった中小企業 零細企業の経営者やリストラされたサラリーマンの自殺者は確実に増加するだろう。自殺まではいかなくても会社倒産 家庭破壊に陥る人は多いだろう。不況の底辺で苦しむ庶民の感覚が判らない人に国の舵取りは任せたくない。

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2001年10月30日 (火)

 健 康 食 品

 平日午後の4CH「おもいっきりテレビ」で 病気の治療や予防に効果の有る食品を紹介している。私はこの番組を見ていて いつも疑問に思う事が有る。まず 食品だけで病気の治療や予防が簡単に出来るとは思えない。毎日見ていると 自分が治療や予防したい病気に効果を上げる為には ものすごい種類と量を食べなければならない。そんな事は実際には出来ない。多少は効果が有るだろうが 毎日の情報に食生活が振り回されるのはどうかと思う。

 この番組で取り上げた食品が スーパーでは通常より大幅に売上が伸びるそうだ。スーパーには仕入れ情報として 次月に放送される商品の一覧表が問屋から配布されるというから驚きである。この情報によって多くの家庭が振り回されている事が推測出来る。昨夜の10CH「たけしのTVタックル」を見ていたら 私の疑問の溜飲が下がった。

 FOOD FADDISM(フード ファディズム)という言葉をご存知だろうか。これは昨今の行過ぎた健康食品ブームを問題視する事から生まれた言葉で「健康や病気へ食物や栄養が与える影響を過大に信じたり評価したりすること」だそうである。その例として次の様な内容が放送された。

 たまねぎに含まれている SMCS(S-メチル-システインスルホキシド)は 糖尿病や高脂血症に効果が有るそうだ。マウスの実験で マウスの体重100gに対して SMCSを20mg与え続けたところ 45日で病気が改善されたそうだ。たまねぎ100gに SMCSは 20mg含まれているので たまねぎで SMCSをとると体重と同じ量を毎日食べなければならない。体重 50kgの人は 毎日50kgのたまねぎを45日間食べ続けなければならない。とてもこんな量は食べられない。

 番組の中で 群馬大学 高橋久仁子教授は「食生活を良くする事で防げる病気はいくつもあるが 食生活では防げない病気もある。その限界を知ること。そこそこの健康を保つために ほどほどの食生活はどうあるべきか。常識論を大事にすること。」と言っている。
要は『健康食品情報は過剰に信じることなく上手に付き合いましょう』が結論か。

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2001年10月29日 (月)

 ネット販売

 昨日午後6CHを見ていたら「21世紀の暮らし革命」という番組をやっていた。その中で滋賀県愛知郡秦荘町の農家 村川義雅さんが次の様な話をされていた。『‘95年のこと農協の職員に「滋賀県のコシヒカリは美味しくない」と言われてカチンときた。ちょうど食管法から食糧法にかわり生産者から消費者へ直接売れるようになり直接売って消費者の声を聞きたいと思いインターネットでの販売を始めた。消費者の声を聞き消費者に好まれる美味しい米を作ることが これからの農家の生きる道だ。』

 新米が出来るとサンプルをお得意さんに送ったり米を送るとき奥さんが作った野菜を入れるとか消費者との繋がりを大切にされている。夫婦共TVに出ていた。アレッ どこかで見た顔だ~ やっと思い出した。「熊五郎ママのショッピング」に当初からリンクさせて頂いている「親父の田んぼ お袋の畑」の方だ。HPは息子さんが作っており そのいきさつを書いているので紹介しよう。

 『事の始まりは、'95年の秋の事でした。わが家の凝り性な父親は、数年前から科学肥料を一切使わない有機栽培で米を育てていたのですが、どうやら自分の作る米にかなりの自信をもっていたらしいのです。自分の作る米は「ぜったいにうまい!」という確信があったようです。そして人知れずその自信が頂点に達した95年の秋、父は抱いていたその自信を世に問ってみたくなってしまったのです。米の収穫も無事終り、一家で一息ついていた時のこと。親父が急に「来年の米は、インターネットで売る」と言いいだしたわけです。

 私、思わず倒れそうになりました。どこで覚えてきたのでしょうそんな言葉。 それでも、所詮年寄りの戯言だと思って「えらいハイカラな事を言いだすなぁ。アハハハ」と笑って聞き流そうとしたのです。が、横でそれを聞いていた負けず嫌いなおふくろが、何のことかも解っていないのにとりあえず「それなら私は それで野菜を売る」と言い出したわけです。(たぶん うちの母親は今だにインターネットの何たるかを知らないでしょう)こうなるともうダメです。年寄のワガママは 子供もよりもタチが悪いのです。

 親父「わしらには よう解らんからお前が全部やれ」わたし「・・・・・」 という事で、このHPの登場とあいなりました。凝り性な父親と負けず嫌いな母親がつくる米と野菜を紹介しています。』

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2001年10月28日 (日)

 気になる3題

1) GAIAX(ガイアックス)をご存知だろうか。車用のガソリン代替燃料だそうである。説明書によれば『GAIAXは低公害のまったく新しい特殊アルコール系燃料です。GAIAXは、排出ガス中のCO・HC濃度を大幅に低減します。また、ガソリンにも含まれている硫黄成分がGAIAXではより少ない為、森林を脅かす酸性雨の発生の元凶である酸化硫黄SOxが激減します。GAIAXはオクタン価が98以上の高性能燃料ですので、ハイオク車にもそのまま使えます。ガソリンと混合・併用しても全く問題ありません。価格は1リットル 85円』

 低公害でガソリンより安い。本当かね。本当ならもっと話題になってると思うけど。どなたか使って見たら具合を教えてよ。比企郡川島町上大屋敷(桶川から入間大橋を渡って左側 下狢(南)より手前) オーテックツカダ ガイアックス 埼玉営業所 電話 049-299-1866

2) 反タリバンの有力指導者 アブドゥル・ハク氏が オマル氏の命令で処刑された。また タリバンがイスラム教シーア派の男子若者を少なくとも 130~180人を虐殺したとの報道もある。いずれも裁判なしで いきなり処刑している。処刑されたシーア派の若者は一般人である。米国の誤爆で一般人に被害が出ると鬼の首でも取ったように非難するのに自分たちはとんでもない事をやっている。

 日本の国会論争で 其野党の議員が『武力攻撃は絶対だめだ。ウサマ・ビンラーディンを引き渡してもらい裁判にかけるべきだ。日本で裁判したらどうだ』といっていた。裁判なしで いきなり処刑したり 自国の一般人を虐殺するようなタリバンが ビンラーディンを たとえ日本へでも素直に引き渡すとは思えない。其議員は それでも武力行使はダメだというなら アフガンを良く知っている女性議員も居る事だし 野党平和維持団でも結成してアフガンへ行ってビンラーディンを引き渡してもらってきたらどうだ。うまく成功すれば絶賛されるだろうし ダメだったら自分達の馬鹿さ加減を思い知るといい。もっとも口だけで実行力はないと思うけど。

3) イチロー選手が国民栄誉賞の政府の非公式打診に対して辞退したとのこと。『私はまだ28歳で発展途上にある。国民栄誉賞は最高の賞で過去に受けている方は立派な方ばかりだ。』と相変わらずオリコウサンな理由だが くれるものは素直にもらう度量はないのか。たかが お祭りごとに屁理屈つけても誰も感心しないと思うけど。

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2001年10月27日 (土)

 ホームページ

 昨年3月にHPの製作に取りかかった。ひどい内容ながら4月中旬に転送出来た。嬉しかった。早速友人にHP作ったぞと自慢した。ところが返ってきた返事はHP作って何するんだよ という言葉。考えて見ればHPを作る事が目的で それをどうしよう等 何も考えていない。だが待てよ。趣味とはこんなものじゃないのかな。

 へら鮒釣りだって釣った魚はリリースし 食べるのが目的ではない。釣ることが目的で何匹釣ったかという自己満足の世界。HP作りもそれで良いではないか。作ることが目的で何回アクセスが有ったかという自己満足の世界。とはいえ 折角作っているHP 少しは注目されたいという願望もある。開設1年半 アクセスはして頂いているもののたいした反応もない。ところがである。やっと反応があった。市の広報誌「あげお」11月号に載ったのである。記念すべき第1号 そっくり転載する。

まちかど特派員だより  知新温故?  上尾市 向山 小林 清野

 世の中に浸透しつつある“IT”を勉強したいと思い、市で開催されていたIT講習会を6月に受講。メールやインターネットの楽しさを知りました。
ある日、インターネットで「上尾」を検索中、西上尾散策のホームページを見つけ、中を見ていくと「史跡を歩こう― 庚申塔を見て歩き―」があり、1回目のコースがJR上尾駅西口から私の住む大谷地区だったのと、ここに住んで20年、庚申塔を気にして見たことがなかったので、早速歩いてみることにしました。

 庚申塔とは、庚申信仰が江戸時代に盛んになり、子孫の将来や世の安泰、供養のためなどに立てられたものだそうです。
JR上尾駅西口より始まって谷津観音・神明神社・川の大じめ・十連寺・学校のそばなど11基の庚申塔を見ることが出来ました。歩き終わってみれば、子どもを遊ばせた場所、幼稚園の送り迎えや買い物などで慣れ親しんだ道のそばに庚申塔はありました。

 日々の忙しさの中で忘れていた色や香りを思い出し、庚申塔が心を和ませてくれました。新しい事に挑戦した事で、すてきな人たちとの出会い、友達とのメールや、上尾の歴史に触れることができ、うれしく思います。市のIT講習会も11月からのコースが始まっています。ぜひ、いろいろなホームページを覗いてみてください。あなたの知らない上尾に出会えるかもしれません。

小林さん ありがとう

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2001年10月26日 (金)

 自衛隊員の言い分

 今週の週刊ポストに「テロ対策特別措置法案」に対する自衛隊員の生の声を取り上げている。その中から2点転載してみよう。

 『今回の新法では、武力行使の範囲が「部隊の管理下にある者」にまで広げられました。政府の方はご満悦のようですが、これは何を意味するのか。仮に、この制度をつくった小泉首相がパキスタンに視察に来たとして、まさに敵から小泉首相が攻撃を受けようとしているとき、我々は一切攻撃、反撃ができないんですよ。

 自衛隊の最高司令官である総理大臣は「部隊の管理下」にはありません。我々が守れるのは部隊の人間とボランティア、それから難民だけ。小泉首相については他国の軍隊に守ってもらうしかない。小泉首相でなく、中谷防衛庁長官でも同じことです。各国はそうした自衛隊をどう見るか。米軍が目の前で大統領が攻撃され、それを守ることができないのと同じなのです。』

 『海外派遣された自衛官にどこまでの行動が認められるかという問題が国会で事細かに議論されている。国際的には「何をしてはならない」という点だけ規定され、それ以外は現地で指揮官が判断するものです。そうでないと前線で臨機応変に動けない。なのに日本では「何はできる」という規定です。世界では「ネガ・リスト」が標準なのに、日本では「ポジ・リスト」でやろうとしている。これが不毛な議論を招いている。

 それにもまして腹立たしいのは、交戦規定を国会で堂々とTVの前で議論していること。各国の軍隊にはROE(ルール・オブ・エンゲージ)という交戦規定が決められており、どういう状況になったら攻撃するかが明確に定められている。が、この交戦規定は極秘事項です。どうしたら攻撃してくるか分かってしまうと、敵にどんな作戦をとれば攻撃されないのかを明かすに等しい。それを国会で議論するなど我々自衛官の生命の安全をまったく考えていないということですよ。』

 国会で 総理 総理 総理 総理 総理 私はアフガンにも行きました。パキスタンにも行きました。援助活動もしました。難民がいかに大変か一番良く知ってます。私は何でも知ってます。といっている社民党の女性議員。知ったかぶりせず 命を張って行動しようとしている自衛隊のことは自衛隊に任せたらどうだ。自衛隊員は皆 殺人狂だと思ってるんじゃないの。馬鹿につける薬があれば ぬったくってやりたいよ。まったく!

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2001年10月25日 (木)

 青島 広志氏の本

 作曲家で指揮者でピアニストの 青島広志氏をご存知だろうか。12CHの番組「たけしの誰でもピカソ」の審査員で出演されているのを時々みかけるし NHKの「ゆかいなコンサート」にも長く出演されているそうだ。ちょっとトボケタ事を言うおっちゃん(失礼!)といえば あ~あの人か と思われる人もいるかもしれない。青島広志氏は音楽家としても優れた方だが 話術にもたけていて聞いていて大変楽しい。その青島氏が5年ほど前に本を出されている。

 本の題名は『ブルー・アイランド氏の プリマ《モ》とご相伴』。氏は いろんな方(音楽関係に限らず)と対談をされており その対談をまとめた本である。私は最近この本を買い求めたが読んでみると大変面白い。フィーリングが合うというか 一人一人の対談が短編集のように構成されていて いつでもチョットずつ読むのに適している。最近はトイレの友(笑)として愛読している。

 対談のゲストを紹介しよう。(敬称略) 森末 慎二 春風亭 小朝 中丸 三千繪 長谷川 陽子 橋本 治 篠崎 史子 豊田 喜代美 佐藤 允彦 水野 英子 池辺 晋一郎 フランソワーズ・モレシャン 谷川 俊太郎 鴻上 尚史 & 丹波 勝海 斎藤 昌子 & 熊倉 一雄 後藤田 純生 山口 多嘉子 北村 協一 栗山 文昭 友竹 正則 & 池辺 晋一郎(2回対談) の各氏である。

 目次には対談者の紹介、一人一人の対談の後には 対談内容に対する青島氏の思い出のような文章が綴られている。どちらも面白い。目次の一つを転載してみよう。

「篠崎 史子さん」現代音楽の第一人者、と言うとどこか男まさりの力強さをイメージしますが、とんでもない。このかたは、フランス人のエレガンス、アメリカ人の陽気なチャーミングさ、日本人のしっとりした情感のすべてを、自然に兼ねそなえているのです。すでに一家をなしていらっしゃるのに、謙虚な態度と、人生や音楽に対する厳しい姿勢は、後に続く人たちの指針となるものです。でも、「先生」と呼ぶのはやめて・・・私の方が身分は下なのですから。

発行所 (株)ショパン 1,800円+税 気に入ったら読んで見て。

青島広志氏 (左側)
  東京オペラシティにて撮影
    

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2001年10月24日 (水)

 遺 伝 子

 【遺伝子】とは 広辞苑によれば『生物の個々の遺伝形質を発現させるもとになるもの。染色体中に一定の順序で配列され、生殖細胞を通じて親から子に遺伝情報をつたえる。その実体はふつうデオキシリボ核酸(DNA)分子で、細胞内で合成される蛋白質やリボ核酸の一次構造を指令する。』と書いてあるが今一理解しずらい。要は親から子へ体の形や性質などを伝える情報のことのようだ。

 新聞の報道やTV放送を見ていると 遺伝子組換の農産物、DNA鑑定による親子判定や指紋にかわる人物の特定、クローン羊や牛など良く目にする。これは遺伝子工学の発達によるもので 医薬品の開発、糖尿病やガンなどが遺伝的にかかり易い人の診断などにも利用されるようになったと聞く。特に予防医学の分野で益々貢献出来る技術の様な気がする。持って生まれた性質により未来にかかり易い病気がわかっていれば その病気にかかる前に予防すれば効果は大きいだろう。

 農医薬の会社 アリスタライフサイエンス(本社・東京)が 子牛の遺伝子を調べて成牛になったら乳をどれぐらい出すかを判定するビジネスを始めるそうだ。乳牛と肉牛では与える餌など育て方が違うため 畜産農家にとって子牛の時点で乳牛に向くかどうかを判定できることは効率的な牛の育成が可能になる。

 乳を出す牛は PIT-1 と呼ばれる遺伝子を持っており この会社ではベルギーの農業大学から PIT-1 の解析に関する特許を買い取って 年内に同大学と合弁でベルギーに遺伝子検査会社を設立し 来年中に北米や日本にも拠点を設けて検査を始める方針だそうだ。ちなみに 牛1頭の検査費用は2,500円程度の見込みとの事である。

 このように遺伝子工学の発達が我々の生活向上に寄与しているようだ。近い将来 子供の遺伝子で持って生まれた能力を調べるビジネスが出来るかもしれない。子供のうちから 音楽、絵画、文筆などの芸術的才能 医師、開発技術者などの理工系才能 野球、サッカーなどのスポーツ系才能などがわかれば英才教育が可能となる。でも 自分の子供が何の能力も無しと判定されたら夢も希望もなくなるか。

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2001年10月23日 (火)

 高速道路の事故

 JAF-MATE 11 の記事 『昨年の4月26日 神奈川県川崎市内を走る東名高速道路上り線を1台の大型トラックが走行していた。走行車両の数はけっして少なくはなかったが 渋滞するほどではなかった。東京料金所を通過した大型トラックは前を走っていたトラックに連なるように三車線の中央車線へと入った。前を走るトラックが徐々にスピードを増していく。大型トラックも短めの車間距離を保ちながら速度を上げていく。

 2台のトラックが全体の流れに乗り始めたその瞬間、前を走っていたトラックが右のウインカーを出すと同時に パッと追い越し車線に移った。大型トラックの前方の視界が急に広がり1台の乗用車がその目に飛び込んできた。あっと言う間もなく グングンと自分の目の前に近づいてくる乗用車。「えっ、まさか停車しているのか?」予想だにしない停止車両の出現に急ブレーキを踏む大型トラック。

 時すでに遅かった。乗用車は大破し後部が炎上。後部座席の男性が死亡し運転席の男性は下半身を火傷するなどして重体。助手席の女性も胸などに怪我を負った。この悲惨な結果を招いた乗用車が中央車線上に停車してしまったのは、燃料切れ つまり「ガス欠」が原因であった。―以下略―』

 この事故の原因は 乗用車の「ガス欠」による走行車線内の停車と大型トラックの車間距離の問題である。高速道路では給油所の場所も制限される。ガス欠が予想される距離の給油所の手前1~2か所の余裕をもって給油する位の心掛けが必要だろう。高速道路の車線内で停車する事は死につながる事を肝に命ずべきである。

 車間距離は道路内で車間測定ラインが有るが まず殆んどの車が安全車間をとっていない。前の車のブレーキランプに注意しておけば大丈夫という人がいるが 突然停車している車が有ったら追突すること間違いない。車間を取っていると割り込んで来る車が多く嫌な思いをするが 死ぬよりましだと思えば気にならない。

 高速道路でもし事故を起こせば自分の生命・人生を狂わすことは勿論 多くの他人まで巻き込んでしまう。注意しすぎる位の注意をしても行き過ぎはない。

 これは高速道路に限らないが 夕暮れ時に「おれは目が良いから未だライトを点けないでも大丈夫」という馬鹿が居る。ライトは自分だけが見るのではなく 他の車や歩行者に車の存在を知らせるために有る事を知らないような人に車を運転する資格はない。

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2001年10月22日 (月)

 上尾市ふれあい広場

 昨日 丸山公園で開催された「上尾市ふれあい広場」に行って来た。「上尾市ふれあい広場」~思いやり育てようこのまちに~ サブテーマ「心のバリアフリーを目指して」は 障害者の理解促進のための市民の交流の場として毎年開かれており 今年で21回目を迎えた。福祉体験コーナー、模擬店、スタンプラリー、バザー、フリーマーケットと盛だくさんの内容で大勢の参加者を集める。私は特にボランティア等の活動をしているわけではないが ここ数年毎年参加している。

 この趣旨から障害者の人達が大勢参加する。いつも感心するのだが 彼らの明るくて一生懸命なな姿、それをサポートする人々の活動を見ていると心が和み 自分に活力がみなぎる様な気がする。彼らは私共が忘れかけている 人間の生きる尊厳の様なものを強く感じているのではないだろうか。おそらく彼らの生活や頭のなかには テロも戦争も凶悪犯罪もないだろう。不幸にして持った障害が彼らの生活に重く圧し掛かっているのに 人が人を傷つけ障害を生ませる事など理解出来るはずがない。

 なまじっか健康な者どもが 自分の主義主張を掲げて争い傷つけ合う。愚かなことだ。けして障害者をダシにして考えるのではないが 彼らの生活に接する事で 普段のエゴイズムが少しでも良い方向へ 人と人のかかわりが反発するのではなく協力関係へと改善されることは間違いなかろう。年1回の行事で毎年この時期 丸山公園で開催される。大勢の人が参加して 人の生きる事の尊さ 尊厳を見直す良い機会になればと思う。

   手作りの案内板     大勢の人でにぎやかな会場 フリーマーケットもにぎわう

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2001年10月21日 (日)

 テロ事件根絶

 米国に於ける同時多発テロ事件から 炭疽菌(たんそきん)送付と 人命を脅かす事件が相次いでいる。平和で安全な生活を願う人々にとって早く解決して欲しいとの願いは共通した認識であろう。最近のテロ事件は犯人達の主張と関係なく 不特定な一般大衆を無差別に死に至らしめるのが特徴で 主義主張の違う者どうしの争いとは違ってきている。我々が普通に生活していても いつ狙われて命を落とすかわからない。この様に一般市民を無差別に殺害するようなテロの犯人は世界から根絶しなければならないと思うのは私だけではないだろう。

 識者・文化人・政治家の一部が 米国の政策が原因なのだから この様な事件が起きても仕方がない といった発言をされるのが聞こえて来る。社民党の原よう子議員に至っては ホームページで 「ざまーみろっ」って思っている国だってきっとある という信じられない様な言葉まで使っている。また マスコミの発言も気になる。米国のアフガンに対する「報復攻撃」という言葉を使っているのを聞くが 私は 米国は「報復攻撃」をしているのではなく「世界からテロを根絶させるための攻撃」だと思っている。この認識の違いは今後のテロ事件の展開に大きな理解の違いが生じる。

 米国が「報復攻撃」をしているのなら ある時期に第三国が「もういいだろう。充分相手も損害を被ったのだから」と仲裁に入り終結させればよい。しかしテロ集団は健在し 世界中 特に民主主義・自由主義の国が 今後永久にテロの不安から脱する事は出来ない。あなたや あなたの家族・友人が乗っている飛行機が突然ビルに突っ込む 送られて来た郵便を空けたら命を落とす様な病気にかかってしまう。この様な生活を容認出来るだろうか。

 勿論 平和的に解決出来たらその方が良いに決まっている。重罪を犯した犯人でも 逮捕して裁判を受けさせるのが正当な方法だろう。しかし正当な裁判といっても オーム サリン事件の主犯と思われる松本智津夫被告の裁判が未だに決着せず 弁護団から「冒頭陳述の作成や証人の選定作業に相当の時間を要する」と この期に及んで1年間の休廷期間を申し入れたとのニュースを見ると 早期解決どころか事件はそっちのけで弁護士の点数稼ぎの裁判かと思える。これじゃ悪は滅びない。

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2001年10月20日 (土)

 カルロス・ゴーン氏

 日産自動車 カルロス・ゴーン社長は 経営再建3か年計画「リバイバルプラン」発表から2年経過したことで記者会見をし 有利子負債の削減などが順調に進んだ結果2002年度末を待たずに前倒しで再建がほぼ完了できるとの見通しを示した。完全復活には販売面での問題克服もあるが 実施から1年半の折り返し点で このような見通しが出せた事は驚くべき事である。

 日産自動車の2000年3月期利益は 6,843億円の赤字だったが2001年3月期には3,311億円の黒字に転換している。さらに2001年9月の連結中間決算の営業利益が半期では3期連続で過去最高となる見通しである。また2年前に1兆4千億円あった実質有利子負債も8千40億円まで減り 当初の目標 今年度末までに8千5百億円を既にクリアした。

 日産自動車は トヨタ自動車には及ばないものの 年間売り上げ 6兆円を超す巨大企業である。このような大企業が 1人の男 カルロス・ゴーン氏の出現で いとも簡単に(見える)変革出来たのか不思議に思える。いくら優秀な人間でも凡人の何百倍の知識・知能と行動力はないだろう。そのような1人の人間がこれだけの変革を成し遂げられたのは 他人の力をうまく集約して使ったに違いない。

 人も企業も 困難な事態に遭遇した時 それを打開する為にいろいろな方策を考える。しかし複数ある解決策のなかから どれを選べば良いのかを迷ってしまう事がある。個人の場合 友人や先輩に相談して良い方向を見い出す事が出来るし 自分で決断する事も比較的容易である。企業の場合でも各階層で種々解決策は考えられるが 各案に一長一短が有ったり それぞれ利害関係が有ったりして どの案を実施すべきかを決定するのに困難をきたす。

 以下私の独断的判断だが 要は ゴーン氏は既に社内にある有力な解決策を選別集約し 親会社から送られて来た権力と彼特有のカリスマ性で強力に押し進めたのだろう。特に過去のしがらみがないほど改革は実施しやすいものだ。勿論ゴーン氏の手腕は高く評価するが 彼が解決策の全てを考え出したとは思えない。

 日産自動車の改革成功を見ると 日本の政局もこの様にズバッと改革出来ないものかと思えて来る。どんな良い法案でも野党の党利党略や反対のための反対で潰れてしまうのを見ていると 総理大臣にもっと権力を与えれば良いとも思うが ヒットラーのようになられても困るか。

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2001年10月19日 (金)

 上尾市11月のイベント

 スポーツ 芸術 食欲 アウトドアの秋である。催し物が目白押しで連休ともなるとイベントだらけの感じがする。11月の上尾市の催し物をひろって見よう。

◎11月2日(金)~4日(日) 秋の盆栽・山野草展示会
  上尾市本町自治会館 上尾盆栽会主催 問合せは 林さん 048-772-1548

◎11月6日(火) 上尾市健康プラザ わくわくランド オープン
  上尾市西貝塚17-1(西貝塚環境センター隣) 048-783-1126

◎11月10日(土) 自然学習館 オープン2周年記念イベント
  午後1時~9時 自然学習館(丸山公園)天体観測棟 048-780-1030

◎11月10日(土)~11日(日) あげお祭り 市民体育館・ゆりが丘公園 
  工業フェア・アグリフェスタも同時開催 午前10時~午後3時30分

◎11月11日(日) 秋の合唱ミュージカル&コンサート
  原市公民館 048-721-4948 午後1時開演 1:30~3:30 先着100名

◎11月17日(土) 上尾ライオンズチャリティー寄席
  上尾福祉会館中ホール 会場 5:30 開演 6:00 全席自由
  前売り券/2,000円 当日券/2,500円 事務局 048-774-8794

◎11月18日(日) 上尾シティマラソン・ハーフマラソン
   上尾運動公園陸上競技場スタート・ゴール ランナー受付 終了
  写真コンテスト 応募締切り 12月5日必着 実行委員会 048-775-9594
  応援賞 運動公園・5k・10k・15k・20k地点に設置してある抽選用紙に
   必要事項を記入 抽選は本部前で12時30分より Tシャツ 200枚
  ちびっこマラソン 午前9時10分~50分 運動公園陸上競技場
   小学1~4年生 申込み 往復はがき 10月26日必着
   スポーツ振興課 048-775-9594

◎11月23日(祝) ペガサスコンサート 午後2時~4時
  大谷公民館 048-781-0892 申込み 当日会場へ 先着100名 入場無料

 まだまだ有るが書ききれない。

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2001年10月18日 (木)

 補 正 予 算

 毎日のニュースを見ていると 狂牛病問題、アメリカのアフガン攻撃、炭素菌と悪いニュースが目白押しである。その影に隠れて大きく取り上げられないが日本の経済はその間にも確実に下降している。竹中経済財政相も最近補正予算に付いて言及しているが 1~2兆円程度の補正予算で 果たして景気下降に歯止めがかかるのか。経済人の発言を聞いていると補正予算は真水で8~10兆円必要との声が聞こえる。

 前にも書いたが 株価が下がったまま各企業が3月期決算を迎えると特に株式保有の多い銀行等は株式評価損が出て まず赤字決算となろう。結果税収が細り構造改革どころの話ではなくなる。この様に株価は日本経済建て直しに重要なファクターを持っているが これがまたメンタル的な要素で動いてしまうから厄介である。

 今 経済立て直しのため8~10兆円の補正予算を組めば 間違いなく株価が上昇し景気向上に弾みがつく。しかし1~2兆円の補正予算額が決定されれば 株式市場は失望売りが出て株価が低迷する。その結果あわてて追加補正予算を組んだとしても株価はせいぜい元に戻る程度で株価上昇による経済効果は得られない。この様に景気対策を小出しにする事は最も馬鹿なやり方で 市場に大きなインパクトを与えるような思い切った事をしなければ意味が無い。

 勿論 今までのばら撒き形の景気対策では問題が多い。景気対策のために財政政策が発動されると どうせ不景気になれば政府が救済してくれると考える企業が出て来て 生産性の向上や経営改革の努力が細ってしまう恐れが有る。ここは今までの財政政策から一歩抜きん出た方策を取らないと構造改革の妨げになりかねない。

 竹中経済財政相が17日 自民党本部での講演で「10年後の日本の株価は最低でも3倍になる」「私に何十億もの資産があれば 絶対株を買う」と言ったそうだ。少なくとも大臣たる者 リップサービスだけではなく 何十億の資産が無くても株を買いたくなる様な実効ある政策を実施してもらいたいものだ。

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2001年10月17日 (水)

 き も の

 一冊の本が送られて来た。

 ポエティック エッセイ KIMONO 幻想曲 著者 伊賀 律子

 著者の伊賀(旧姓 深町)律子さんは 高校(福岡県立 八女高校)時代の同級生である。高校卒業以来2~3度短くお話しした事が有る程度で深い付き合いはなく 着物関係の仕事をされている事は聞いていたが詳細は知らなかった。この本によれば彼女は雑誌記者を経てきもの研究家となり 各方面で活躍されているとの事である。

 正直 私は「きもの」にあまり興味が無い。もし本屋の店頭でこの本を見ても絶対に買わなかっただろう。今回はせっかく贈呈して頂いたので一通り目を通した。エッセイ有り きもののアドバイス有りと盛り沢山の内容である。特に彼女の母への思い出が美しく書かれているのが印象に残る。きものに興味の有る方には良きアドバイス書となるだろう。本文の一部を紹介しよう。


 母の遺した秋単衣

 しっとりと。
 きものシーズン到来。

 涼風にきもの心を誘われて秋単衣(あきひとえ)きて出かけたくなる季節です。
 秋はきもの姿が映えるとき・・・。

 きものを着ると心が落ちつき、遠い祖先の暖かな懐に抱かれているような安らぎを覚えます。
 日本の女としての自信や誇りが生まれ、人に優しくしてあげたくなる愛の妙薬です。

 こんなきものの持つ精神性を後世に伝えたく私は三十五年もの間、きもの指導と伝承活動を続けております。

 秋の日差しが深まりゆく昼下がり・・・。
 三年前の夏、九十四歳でみまかった母の秋単衣に袖を通していると、気丈で優しかった母の温もりが伝わってくるようです。
 母のきものには魂が宿っているようで鏡の中に母が蘇り、在りし日が還ってきた想いがしました。

 “このきものを羽織ればまた母に逢える!”と思うと、きものの持つ命の神秘的な力の強さに心打たれます。

 秋の日差しの深まりゆく午後・・・。
 お彼岸の日の、それは亡き母と私のきもの幻想曲・・・。



 本屋の店頭で この本を見かけたら ちょっとページをめくって見て お気に入りならぜひお買い求め下さい。
発行 講談社出版サービスセンター 1300円(税別)

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2001年10月16日 (火)

 飯 島 愛 2

 私はタレントの飯島愛が大嫌いである。唇の左右をキュッと上にあげて笑うでもなく媚を売る様な顔の写真(週刊誌などに載っている写真はみな同じ)を見ると気持ちが悪くなる。TV番組「クイズ赤恥青恥」にレギュラー出演していたが お金にセコイ発言が多く これも頂けない。最近はお金に余裕が出て来たらしく その様な発言は聞かなくなったが 大物俳優やタレントに言いにくい事を大胆に発言する事が多く これも此処までは怒らないという計算で相手に親近感を持たせる作戦、自分は大物に此処まで言えるんだという誇示と下心がみえみえで感じが悪い。

 今週の週間ポストで女優の「みずしま ゆうこ」さんが〔Platonic Sex〕の映画評の中で次の様に書いている。『私は、飯島愛ちゃんが好きだ。Vシネマや対談などで何度かご一緒したけれど、明るくて、優しくて、頭の回転が早くて、かわいい。今回この映画の原作となった自伝的エッセイ「プラトニック・セックス」もこれまた、いい。こんなに多くのひとの心にしみる作品を書けるなんて、驚きじゃなくて、実際に会ったことのある私は、彼女ならやるだろう、という感じだ。』
--後略--後は 主演女優と監督のベタホメ記事。

 女優の みずしま ゆうこ さんは好きな女優の1人である。この文の中で賛成出来るのは「頭の回転が早い」という所だけで(私にいわせれば ずるがしこい) その結果 みずしまさんも すっかりのせられてしまったかと落胆する。ここまで飯島愛をボロクソに書くと 本当は好きだという心の裏返しじゃないかと思われるかも知れないし 飯島愛に言わせれば 悔しかったら私位お金を稼いでから言えよ! といわれるかも知れない。

 長い間 会社という組織の中で過ごして来た。いうまでもなく大勢の人のチームワークで仕事は進めなければならない。中には虫唾が走るような嫌な奴が居ても その心の中に取り入って 言わば「人間関係」を築かなければ良い仕事は出来ない。今 会社という組織から離れて思えば 人間関係を築く苦労が何よりも骨身にしみた事が印象に深い。これからは 好きは好き 嫌いは嫌い とはっきり言える立場になった。私に直接利害の無い有名人を相手に 好き 嫌い の色分けをして楽しんでいる。

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2001年10月15日 (月)

 報 道 2

 日本で狂牛病が発生して1ヶ月が過ぎた。その間のTVの報道を見ていると TV画像は狂牛病にかかった牛がヨタヨタと歩き こけてしまう画像が 殆んどのTV局から流された。非常にインパクトの有る画像だが これは外国で撮影された画像である事は明白である。しかしこの画像を見た人は狂牛病にかかった牛肉を食べると大変だという情報を 感情の中に強く植え付けてしまった。

 各方面で種々対策が取られ牛乳 牛肉は安全が確認されている。間もなく世界一高水準の検査が実施され その結果で安全宣言が出されるだろう。しかし一度感情の中に取り込んだ印象は 安全宣言が言葉では理解出来ても 牛肉を食べるのは気持ち悪いという感情まで払拭する事は出来ない。この様に報道は必要以上に人に恐怖感を植え付けてしまう事を報道に携わる人は考えないと混乱を招く。牛肉業界関係者は死活問題だろう。マスコミは報道は自由であるべきだといわれるが 必要以上に業界に打撃を与え混乱させる様な報道は良識で排除すべきではないか。

 米国同時多発テロから 米英によるアフガンのタリバン攻撃に発展している。その中でアフガンの民間人に被害が出ている報道を見ると 米国で日本人を含めた民間人が標的にされた事など忘れて 民間人を巻き添えにしている米国の攻撃は絶対に許せない という気持ちになり世論もそちらの方向へ動いて行く。勿論民間人を犠牲にするのは許せない事である。しかし再度民間人が多数犠牲になるテロを放置しておいてもよいとは思えない。

 13日の新聞に次の様な記事が出ている。『アフガン空爆が始まって、多数の犠牲者やけが人出たという情報で、アフガン国境から約60㎞に有るパキスタンのハヤットアバード総合病院(国境地帯から最も近いため アフガン人のけが人の収容先に指定されている)では急きょ200床のベッドを増やしたが、この6日間で実際に運び込まれたのは2人だけ。多数の民間人に被害が及んでいるという報道が本当なのかどうかと 戸惑いも出ている。』

 戦いが長引けば民間人の犠牲者はますます増加するだろう。戦争は短期で決着させなければならない。その様な時 報道のあり方で世論が混乱し戦争が思わぬ方向へ展開し 長引き泥沼化する様な事が有ってはならない。報道の正確性と公平性は必要最低限の常識だ。

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2001年10月14日 (日)

 タ イ ミ ン グ

 私の作り話です。小学生のA君は同じクラスのB君が持っているキーホルダーが大変気に入っていた。このキーホルダーを使えば 今まで何回も無くして母親に怒られていた家の鍵の紛失もなくなると思えた。ある日思い切ってB君にキーホルダーをくれる様に頼んだ。B君は祖父から貰った大事な物だからと渋っていたが 鍵の紛失防止になるというA君の言葉に同情してキーホルダーをA君に渡した。

 B君は家に帰って話したら おじいちゃんが大切にしていた物だから他人にあげてはいけないと言われた。B君は次の日学校でA君にキーホルダーを返してくれる様に頼んだ。ところがB君は一度くれた物だから返さないと言う。クラスの中の意見は男の約束でくれたのだしA君の役に立つ物だから返す必要はないという意見と そんな大事な物なら返すべきだと言う意見が半々だった。

 数日後B君の祖父が亡くなった。このキーホルダーはB君にとって祖父の形見となった。B君は再度A君に返してくれる様に頼んだ。しかしA君は自分にとって如何に役立つ物かを説明して頑として返さない。この時点でクラスの中の意見は 祖父の形見だから絶対に返すべきだという意見が大半になった。A君は内心返した方が良いかなという気持ちも有ったが クラスの皆んなから白い目で見られても今更返すとは言い出せない。特に2度目はキーホルダーの持つ意味が変ったのだから返すチャンスだったと後悔している。

 「構造改革」を掲げて小泉内閣がスタートした。その中の目玉として「国債発行額30兆円内」が明示された。これでは今後の日本経済が益々不況になるという意見も有ったが「構造改革なくして景気回復なし」の旗印のもとに小泉内閣は構造改革を押し進めている。その様な中でアメリカに於ける同時多発テロ事件が発生した。世界中の経済が混乱するという観測からニューヨーク株式市場をはじめ各国の株式市場が低迷した。各国は現在経済対策を強化している。

 小泉内閣は この期に及んでも「国債発行30兆円」を固持している。本当にこれで不況脱出は可能か。私は無理だと思っている。米国の同時多発テロを契機に経済情勢が大きく変ることは予測出来た。小泉内閣はこの時点で政策変更をしても前提条件が変ったのだから責任は追及されなかっただろう。絶好のタイミングを外した。今後政策を変更すれば 小泉内閣の大きな失点となり内閣存続さえ危うくなるだろう。

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2001年10月13日 (土)

 危機管理プログラム

 がけ崩れなどで人命が失われると 必ずと言って良いほど 前から危険を指摘していたのに国や自治体は何もしなかった との声が出て来る。なるほど人命が失われる位なら何で対策工事をしておかなかったのかと不信に思うが 危険度Aランクの場所だけでも一度に改修するとなると国家予算以上の金がかかると言われると何も言えなくなる。

 たしかに我々の周りには いろいろな危険が有る。予測出来る危険 予測出来ない危険とさまざまだ。少なくとも予測出来る危険に対しては国が対策をして欲しいと願うのだが これも予算絡みの問題となる。しかし直接の対策は出来なくても災害が起こった時や起こる事がじゅうぶん予知出来る時 何をすべきかという危機管理プログラムを作っておく事は膨大な経費はかからないはずだ。

 日本で狂牛病が問題になって政府をはじめ各団体が対応にほんろうされている。昨日は狂牛病に感染した疑いの有る牛1頭が発見されたとのニュースから狂牛病ではないことが判明したというニュースまで情報がコロコロと変った。ここで問題になったのは情報の伝達先とそのスピードである。特に検査の研修中に発見された内容だけに この情報をどう処理すれば良いのか厚労省の苦悩振りが見て取れる。

 要は この問題でも どういう場合 何をどうするといったプログラムが作られていないのだろう。突然の事で準備が出来なかったとは言わせない イギリスで狂牛病騒動が起きたのは 1996年の事である。厚労省では その間この問題について何をしていたのか。日本には絶対に狂牛病は入って来ない対策が取られていたのか。少しでも可能性が予見出来たら その対応策のプログラムを作っておく位 常識だし出来ないわけがない。これこそ行政の仕事だと思う。

 今度の狂牛病騒動で牛肉に関わる企業は大打撃だろう。場合によっては倒産する企業も出てくるに違いない。この損失は誰が責任取ってくれるのか 業界の苛立ちの大きさが伺える。しかも食べ物に関することは多くの人の感情に染み込んで安全宣言が出されても牛肉の需要が急に回復するとは思えない。それでなくても不況が深刻な世の中 一体どうなるのか心配である。

 テロ事件で世界は大きく動いている時 日本では今でも国会で対応策を協議している。日本でテロ事件が起きたら国会を開いて対応策を協議するのだろうか。この国には危機管理プログラムの事前作成など望む方が無理か。

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2001年10月12日 (金)

 報 道

 新聞やTVでの報道を見ると その報道内容を大抵の場合信じる。人から少し怪しげな話を聞いて それ嘘だろうと言うと ほれ新聞のここに書いてあるよと見せられると 本当だなあ~と信じてしまう。TVの場合画像が主体だから 報道内容がリアルで人の感情をも揺さぶる程のインパクトが有る場合が多い。一流の新聞 一流のTV局の報道は 何のフィルターも通す事なく頭の中に飛び込んでくる。

 その点 個人のホームページの情報は まず疑ってかかる。画像処理技術が発達して タレントの顔とヌード写真を合成した様なのが平気で出て来る世界である。実は私も今月の初めニューヨークテロのねつ造写真を配信してしまった。所が初めから ねつ造写真との指摘を受けた。慌ててニュースソースをたどって行くと ねつ造写真である事がわかった。すぐに 訂正のお詫びを入れ事なきを得たが 最初から半信半疑の人ばかりで実害はない。

 ニュースソースが一流の通信社で メディアが一流の新聞社やTV局だと その報道はまず疑わない。その結果人々の感情に取り入り世論さえ動かしてしまう。ニューヨークテロの報道では この様なひどい事は許せない どんな犠牲を払ってでもテロを根絶すべきだと思う。反面 アフガンの空爆で子供達が犠牲になっている報道を見ると 理由はどうであれ 関係ない子供達が犠牲になる様なアメリカの行為は行き過ぎと思えて来るし 世論さえ そちらの方向へ動いてしまう。

 今朝の毎日新聞朝刊に次の様な記事が出ている。

 ロイター通信が配信し、9日付の本紙朝刊社会面に掲載された写真「8日、アフガンで空爆を受け、左足を失った16歳の少年」について、同通信は10日「少年は地雷を踏んで負傷したものだった。パキスタン側で治療を受けるために国境警備隊らに『空爆で負傷した』とウソをついていた」との記事を配信した。
---後略---

 この様な記事を見ると NGO(非政府組織・民間団体)がアメリカの空爆を受け死傷者が出たと言うニュースも?と思えて来る。アメリカの空爆が どんなひどい事をしているかと宣伝したい為 自作自演の爆破をしてアメリカに責任をなすり付けているのかも知れないと考えるのは不謹慎だろうか。

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2001年10月11日 (木)

 ノーベル賞受賞

 名古屋大大学院理学研究科教授の野依良治(のよりりょうじ)博士がノーベル化学賞を 米国の2人の博士と共に受賞する事が知らされた。授賞式はアルフレッド・ノーベルの命日 12月10日にストックホルムで行われる。王立スウェーデン科学アカデミー創立100周年に日本人として10人目の受賞ということで この上もなく目出度いことだ。今度の受賞が特に嬉しく感じるのは 受賞理由が私の様な凡人にも判りやすいからである。

 「キラル触媒による不斉(ふせい)水素化反応の研究」という事だが 簡単にいえば 有機化合物を合成する場合 同じ組成でも立体構造が鏡に映した様に反対の構造(鏡像体)を持つ化合物(キラル)が混在して出来る。ある医薬品を合成した場合このキラルに副作用が有れば医薬品として使用出来ない。これを金属を抱えた特殊な有機化合物(金属錯体)を触媒として使う事により一方だけを選んで作る事が出来るというものだ。この方法は医薬品に限らず 香料 調味料などの合成にも応用されている。

 この様な研究は私達の生活に密着していて好感が持てるが 数学の分野で受賞した内容などは何の事かさっぱり判らず 我々の生活にどの様な関係が有るのか想像もつかない。しかしコンピューターの発達は高度な数学のおかげだと言われれば なるほど私の預かり知らぬ所で役に立っているのだなあとは思える。

 今のところノーベル賞とは関係ないが 東京・三鷹の国立天文台で「重力波」を捉えようとする壮大な仕事が始まっているそうだ。「重力波」とは何か? 実は私にも判らない(笑)。宇宙を飛んでいる重力の波? ますます判らないが この重力波をとらえるために世界中がやっきになっており国立天文台でも 物凄い設備を作ったそうで重力波を捉える事は何か非常に役に立つ事だとは思える。出来たら私に判りやすく教えて頂けると有り難いのだが。

 この様に私には理解出来ない事が多くの研究者によって進められている。これらの研究が文明社会の向上に寄与しているのだとは思うが 東北石器文化研究所の前副理事長 藤村新一氏のように ねつ造してまで実績を上げたくなる様な考古学など我々の生活の向上にどの様な足しになるのか理解出来ない。

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2001年10月10日 (水)

 ブレーン ストーミング

 企業などで 新しい製品を企画したり 問題解決の方法を探る場合 ブレーンストーミングという手法を用いる場合が有る。直訳すれば脳の嵐といった所だが 5人前後の人を集めて会議形式で行う。進行役を1人決めるが 日頃の役職など関係なく ここでは皆同格として会議を進める。

 テーマは決まっているが 会議中の発言内容は何でも良い。実現不可能な意見 突っ拍子もないアイデア 既に周知のアイデア 他人が考えたアイデアの上乗せアイデア等も歓迎される。ただし他人の意見をさえぎったり反論 非難は固く禁じられている。

 人間は何も制約されない状況では いろいろなアイデアが出る。全く実現不可能なアイデアでも それをヒントに 次から次へとアイデアが出て来るものだ。そのうちに不可能なアイデアが他人のアイデアの積み重ねで実現可能なアイデアに近づいて来て素晴らしい案が生まれる。こうなれば成功である。

 週一回近くの本屋へ散歩がてら週刊誌を買いに行く。上尾市平方に有る ブックガーデン という本屋で駅から離れた田舎の本屋にしては大きい方で専門書も良く揃えてある。週刊誌を買いに行くついでに他の本も立ち読みして気に入った本が有ったら買ってくる。パソコン関係の本もたいていここで買う。

 今週は 森村誠一(作家) 堀田 力(弁護士)共著の「人生後半の愉しみ方」という本を買ってきた。人生も残り幾ばくもない私にとって後半とは多すぎる(笑)とは思ったが 少し立ち読みしたら これが面白い。早速買って来た。ちなみにPHP研究所発行で1,400円。

 堀田 力(つとむ)氏が「まえがき」に次の様に書いている。

 森村さんと話していると、実に楽しい。
 私がある考えを言うと、彼はすっとその話をからめ取って、その延長線上に、私が思いもよらなかった話を展開される。私の脳は、その話に実に心地よい刺激を受けて、脳の奥に潜んでいたに違いない新しい考えが、花がぱっと咲くように浮かび上がる。うきうきする思いでそれを話すと、また森村さんは、その花に調和するあざやかな別の花を、手品のように咲かせてくれる。--後略--

 本人達は意識されていたかどうかは知らないが この様な所にもブレーンストーミングの手法が生きている。それでなくても豊富な知識と経験を持った方々が この様に話を膨らまして書いたのだから この本が面白くない訳がない。

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2001年10月 9日 (火)

 アフガン空爆始まる

 昨日未明から米英によるアフガニスタンへの空爆が始まった。テロ根絶への戦いとして ウサマ・ビンラーディンとその一派をかくまう タリバンの軍事施設を攻撃している。しかし この様な大掛かりな攻撃をすれば一般市民にも被害が出るだろう。戦争とは好むと好まざるとにかかわらず一般市民が犠牲になる。太平洋戦争でも 沖縄、広島、長崎、東京、その他 多くの一般市民が犠牲になった。

 今回の軍事行動に多くの反対意見が有る。その理由は一般市民 特に女子・子供達が犠牲になるからというのが大半である。もっともである。私は一般市民は勿論 軍事関係者でも人が人を殺す行為は良くないと思う。しかし反対意見の人達も 日本人も含め一般市民の数千人もの犠牲者を出したテロ事件を まさか容認してはいないだろう。

 軍事行動無しでテロ事件が防止出来れば最良である。反対意見の人達は どの様な解決策を考えているのだろうか。テロ事件も困る。軍事行動もダメというなら 他の解決策を探るしかない。私の弱い思考力で考察する。

 極論から考えてみよう。ウサマ・ビンラーディンの演説によれば
①イスラム教と異教徒との戦いと言っている。では全国民がイスラム教徒となり女性にベールを被せ就学 就職を禁止するか。(念のため書くがイスラム教が全てこの様な教えではないと思うし イスラム教でも今回のテロ根絶の戦いに賛同している国が多い)
②イスラエルとパレスチナの問題が解決しない限りアメリカに平和は無いと言っている。では何処かに広大な土地を提供してイスラエルの人々に移住してもらいイスラエルの土地をパレスチナに解放するか。
どちらも極論で現実味はなく 笑い話の域を出ない。

 もう少し現実的に考えよう。
③ウサマ・ビンラーディンとその一派を引き渡すよう要求する。しかし これはタリバンから拒否された。其野党女性議員がTV番組で彼等を日本に引き渡すよう交渉すべきだと言っていたが可能性は有るだろうか。オーム サリン事件も未だ決着しない様な弁護団の強い国である。意外や意外かもしれない。
④空爆をせず特殊部隊だけで彼等を逮捕する。これはもっと多くの犠牲者が出て成功の可能性は少ない。

 私の貧弱な思考力では これ以上無理だ。反対意見の方 良い代案を考えて頂きたい。代案無き反対は何の効力も無い。せいぜい一般市民に被害が少ないように希望するしかない。

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2001年10月 8日 (月)

 私 の 宗 教 観

 私は人間の死後の世界というのを信じない。死後の世界には 天国・楽園や地獄が有るとは思わないし 天に神が居るとも思わない。もし その様な場所が有るとするならば 人類始まって以来の死者数からして その人口たるや天文学的数字になるはずだし このハイテク時代に連絡をとる方法が無いはずがない。そんな世界が何処に有るのか。

 私は その様な世界は 生きている人間の心の中にだけ存在し 人間の死後は「無」になると思っている。人間が生きている間に認識した事 考えた事は脳細胞の中に記憶として有り 死後は記憶媒体である脳が消滅するのだから「無」にならざるを得ない。この様に書くと あなたは宗教を否定するのかと言われるが そうではない。

 私は宗教の教えは 生きている人間にとって大変役に立ち 生きる力を与えてくれる素晴らしいものだと思っている。人間が苦難に直面した時 神が見守ってくれている。頑張れば神が助けてくれると思えば 苦難に立ち向かう勇気も湧いて来るだろう。人から認められないが こつこつと善行をしている人が きっと神は見ていてくださり天国へ導いてもらえると信じていれば その善行も続ける勇気が湧くだろう。

 つまり宗教は生きている人間にとって 良い指標を示してくれるものであり 生きる力を与えでくれる素晴らしいものだと思う。しかし ニューヨークテロの実行犯が残した指示書の様に 自爆して敵(異教徒)を殺す事によって最上の楽園に行く事が出来 神に祝福される という様な教えは断固として否定する。

 世界3大宗教といわれる キリスト教、仏教、イスラム教は それぞれ世界中に数多くの信者が居る。バイブルも経典もコーランも読んだ事がないので確かな事はいえないが これだけ多くの信者が居るのだから 素晴らしい教えが有るに違いない。その様な中に 自らが死を選ぶ しかも罪も無い人も巻き添えにするなどの教えは無いと信じる。

 今日放送されたウサマ・ビンラーディンの演説を聞くとイスラム教の敵は異教徒だと言っている。イスラム教に罪の無い異教徒と戦う事を勧める教えはこれも無いと信じる。彼は自分の身を守るために平和に暮らしている全世界の人々を巻き込もうとしている。イスラム教徒の人々が迫害されたニュースも多い。悲しい事だ。イスラム教徒の方々は 彼らの言っていることは イスラムの教えと違う事を 強くアピールする時ではないだろうか。

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2001年10月 7日 (日)

 切 れ る

 「あいつは切れる奴だ」と言うと 決断が早くて物事を素早く処理してしまう人の事を言う場合と カーッとなって何をするか判らない人の事を言う場合と有る。同じ言葉で両極端の人格を言い表すのも面白いが 後者の切れるは感情のコントロールが切れる と言う事だろう。

 今日の話は後者の「切れる」である。私の人格もこの部類で重症だ。NHK-TV の「日曜討論」を見ていたら 其野党の女性議員 以前国会で「総理」「総理」と連呼して有名になった人である。この議員の発言を聞いていると段々と気持が苛立ってくる。まさかテレビを殴るわけにもいかないので黙って聞いているが 直接面と向かっていれば きっと殴り付けるに違いない。

 会議の中などで極論を言う人が居る。皆で真剣に討議しているのに してやったりと云わんばかりに極論を言う。極端な例だが 交通事故による死者を減らす対策に付いて論議しているとしよう。そのような時 車を全面廃止すべきだと言う意見を述べる。車は人間の生活の一部になっていて廃止すれば産業構造から狂ってしまう と反論すると 人間の命は一番尊いものだから 何を犠牲にしても最優先にすへきだし あなたは人が車にはねられて死んでも仕方がないと思っているのかと来る。

 こんな極端ではないが TVでやっている論争も50歩100歩の様な気がする。賢い人は この様な馬鹿げた意見にも一つ一つ耳を傾けて根気よく相手を説得するが 私などカーッとなって手は出さなくても相手に暴言を吐き喧嘩になってしまう。勿論 結果が良い方向へ向かうわけはなく 後で冷静になって後悔した事は何十回となく有る。損な性格だと自分で思う。

 最近 幼児虐待死の記事が目に付く。原因は 言う事を聞かない等の些細な事である。恐らく親はその瞬間「切れ」て理性を無くしており 冷静になった時きっと後悔していると思う。この他にもカーッとなってやったという犯罪が多い。

 数十年前のTV放送で 米国だったと思うが カーッとなって数回殺人を犯したという女性が 本人の了承の基に脳の外科手術を受けその性格が和らいだとの話を聞いた。現在もっと進んでいるだろう脳外科でこの様な手術が出来ないものだろうか。もし性格形成に食物が関係しているとすれば 切れなくなる栄養剤なる物が出来ないだろうか。出来たら真っ先に希望したいし 希望者は多いと思う。切れる性格を一番直したいのは当の本人だからである。

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2001年10月 6日 (土)

 読売新聞社の提言

 今日の読売新聞朝刊のTop記事に 本社緊急提言として以下の8項目が提言された。常識的な内容だが常識的な事が言いにくい世の中である。特に国会内では常識が通じないようだ。発行部数の多い 力のあるマスコミが提言した事に意義を感じる。デスクに心より拍手を送りたい。

「湾岸」の教訓を生かせ
 テロ対策法案の成立を急げ
 自衛隊に不要な足かせをはめるな


「一国平和主義」意識をすてよ
 安保論議に党利党略はいらない
 テロと戦う強い社会にしたい


テロ防止体制の確立を
 自衛隊に領域警備任務を与えよ
 内閣の情報機能を強化せよ


集団自衛権の行使を認めよ
 首相は憲法解釈の変更に踏み切れ
 「戦争巻き込まれ論」から脱却せよ


国際協調で世界同時不況を回避
 G7はドル安を防げ
 円安へ誘導し介入資金は放置を


緊急経済対策を早急に
 補正予算は「30兆円」にこだわるな
 インフレ目標の採用が不可欠だ


金融不安の再燃を阻止せよ
 公的資金の再注入をためらうな
 RCCの積極活用で不良債権処理を


税制改革で資産デフレ解消を
 個人の株式譲渡益は原則非課税に
 有効利用阻む土地重課税を見直せ


 これらの各項目について詳細な解説がされている。読売新聞の記事をぜひ読んで頂きたい。その中からほんの一部だが紹介しよう。

 【前略】
 その意味でも、野党の責任は重い。自らの存在をアピールしようとする余り、無理に対決色を強く出して法案審議を遅らせるような党利党略は、逆に国民の批判を招くだけだ。大局を見失った、重箱の隅をつつく議論も願い下げだ。
 【後略】

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2001年10月 5日 (金)

 証券税制改正案

 株式市場が低迷している。その様な中 大半の企業が9月末で決算(中間決算が多い)を迎えた。株式保有の多い企業 特に銀行等は株式評価損を出し ひどい決算内容になるだろう。このまま株価低迷が来年3月まで続けば 赤字決算の企業が増大し税収も大幅に減少すると思われる。小泉内閣が国債発行枠を30兆円に限定していても その前提となる税収が未達となれば机上の空論になりかねない。

 政府も やっと重い腰を上げて株価対策に乗り出した様で 昨日の新聞に 証券税制改正の与党合意案が発表されている。簡単に現行の税制を説明すると
①源泉分離課税と ②申告課税の2方式が有る。
①は 株式譲渡金額の5パーセントを譲渡益とみなし みなし益から21%の税金を徴収する。つまり譲渡金額の1.05%が税額となる。これは5%以上の利益が上がっても逆に損失が出ても同じく課税される。
②は 1年間の損益を申告して 利益に対して26%が課税される。
この場合 利益が出たら①を 損失が出たら②をと都合良く選択する事は出来ない。その年の最初の取引時に①か②を選択し その年は最初に選択した方しか選べない。

 ①の方式は その時点で税金の徴収が終了するので その簡便性から大半の人がこちらを採用している。所がこの源泉分離課税を廃止する事が既に決まっていて 利益の出ている人が廃止前に株式を売ってしまうと それでも買い手不在の株式市場が更に低迷しかねない。今度の税制改正案は その移行時の時限措置と恒久的措置が折り込まれている。その内容をここで全部を紹介する事は出来ないので新聞発表を見て頂きたい。但し 複雑 難解な内容なので覚悟して見る必要があろう。

 さて 私の言いたい事は これからである。現在の株式市場は 日本経済の将来不安、テロ事件による情勢不安から買い手不在となって低迷しているのである。株式譲渡税が高いから株を買いたくないと思っている人が どれ位居るのだろうか私は殆んど居ないと思う。そこへ上記した様な対策案である。これだけで株式市場が活性化する訳がない。

 何度も書いて来たが 株式市場活性化の特効薬は 日銀が為替相場に介入している様に 政府と日銀による市場介入しかない。その結果 日本経済立ち直りの起爆剤となるなら すぐにでも実施すべきである。それが国民のために政府がなすべき仕事だと思う。

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2001年10月 2日 (火)

 医 療 改 革

 厚生労働省は医療制度改革試案を公表した。その内容は各階層に負担増しや給付切り下げが折り込まれている。今のままでは健康保険が破綻すると言われれば これも致し方無いかとも思えるが 本来の健康保険の精神 国民が平等に医療を受けられる制度から考えると著しく矛盾しないか。

 不幸にして病気になった時 膨大な医療出費を緩和するよう日頃の所得から健康保険料を納めている。病気になるとその間の所得も途切れる人が多い。その様な中で安心して医療を受ける為には 病気にかかった時の負担金はむしろ減らすべきではないか。

 健康に生活している時に負担する金額と 病床に有る時の負担金額は出費の重さが違う。私は日頃の保険料を上げてでも病気の時の負担金を増やすべきではないと思う。この様に書くと消費税の問題と同じく大問題となるかも知れない。しかし考えて欲しい。不幸にも病気になり収入も細った時 多額の医療費を請求されたら あなたはどうする。支払えない人は自分で病気を治すのか。保険料が多少増額しても健康で働いている内に払っておいた方が良くはないだろうか。

 日本は益々高齢化社会が進むだろう。医療費は益々高騰すると思われる。高齢者の窓口負担の仕組みは今年1月に改正されたばかりなのに 今度の改革試案では また負担増が折り込まれている。この方式で行けば今元気に働いている若い人が高齢者になって病気した場合 自己負担額がどれ位になるのか想像もつかない。もっと悲惨なのは既に高齢者となっている方々である。金利が安くて虎の子の貯金に利子が殆んど付かない。働きたくても不況で仕事が無い。その上医療費の負担増では正に踏んだり蹴ったりである。

 もちろん他の問題も多く指摘される。高齢者の「病院のサロン化」は健康保険制度の足を引張る。しかしその防止のため医療費負担を増額すると云うのは本末転倒だろう。医療機関の問題もないだろうか。私は長く弱電業界で働いていたが 業界生き残りのためのコストダウン、業務改善、技術改革は絶対必要条件だった。今の医療機関がどの様な努力をされているのか知らないが 世界でも認められている改善技術の応用で医療費のコストダウンが計れないだろうか。

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2001年10月 1日 (月)

 どうすればいい?

 昨日のTV で 其国の難民キャンプを日本人女性のユニセフ大使が訪問しインタビューしているのが放送されていた。その中で印象に残っているのは
●女性へのインタビューの答えで 干ばつで食料が無くなりこの難民キャンプへ来たが ここにも食料が無く子供に食べさせられない。
●子供の数が多いのがやたら目に付く。
●灌漑用水が無いので雨が降らないと農作物が出来ない。
●男の大人は兵隊に行っていて働き手がない。
●宗教上の理由で女子は教育を受けられないがユニセフの圧力で女子の学校を政府に黙認させている。それでも女性で勉強が出来ているのは5%以下。
●これも宗教上の理由で女性の病人を男性の医師が診ることは禁止されており女性の医師が居ないので女性は自分で病気を治さざるを得ない。

 この他にも悲惨な生活の姿が次々と放映された。これを見ていると人道的立場から救済の手を差し伸べる必要を強く感じる人が多いだろう。勿論ユニセフはこの地にも救済の手を差し伸べている。

 しかし 冷静に考えてみると 灌漑用水を作ればもっと食料が安定して収穫出来 食糧難も緩和されるだろう。灌漑用水を作るのは政府の仕事である。だが政府はお金を戦費に使い 灌漑用水を作る人手も兵隊として使う。これでは一般庶民の生活は段々と悪くなるのは目に見えている。

 宗教上の制約に付いても疑問を感じる。女性の病人を男性の医師が診れないのなら女性の医師を養成しなければならない。しかし女性は学校で勉強する事を禁止されている。どの様な宗教を信じようとそれは本人の自由である。他人がとやかく言うべき事ではないと思う。しかしこの悲惨な状況を見ると何とかならないかと思う。

 政府がもっと国内の事を見つめて農業に力を入れ時間さえかければ段々と生活は豊かになって来ると思う。その間ユニセフや各国が援助すれば良い。しかし今のままでユニセフが援助すればするほど政府は安心して戦争を続ける事だろう。しかもその戦争の矛先はユニセフに基金を多く出している国に向けられているのではないだろうか。全くやりきれない気がする。何かこの打開策はないものだろうか。

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