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2002年6月30日 (日)

 田子ノ浦部屋

 元 前頭筆頭だった 久島海(くしまうみ)をご存知だろうか。大相撲好きで ある程度年配の方なら現役時代をご存知だろう。決して派手さはないが じっくりと攻めて行く取り口が特徴だったように記憶している。現在は 出羽海一門「田子ノ浦部屋」の師匠「田子ノ浦 啓人」氏である。

本 名:久嶋 啓太(昭和40年8月6日生)
出身地:和歌山県 生涯戦歴:462勝442敗15休
受賞歴:敢闘賞2回

 昨年 所用で指扇病院へ行った時 病院の近くを歩いていたら相撲部屋が有った。相撲部屋といえば 両国とか 二子山部屋の有る中野のように 東京か千葉で両国から近い所ばかりだと思っていたが 上尾のすぐ近く さいたま市に有った。もっと詳しく場所を説明すると 平方の開平橋の信号を指扇に向って進む(リハビリセンターの方へ)と 左側に指扇病院が有る。そのすぐ先に国道16号が高架で通っており それをくぐってすぐ左へ曲がり少し行くと 左側に外観がオレンジピンクの可愛らしい建物が見える。

 そこが相撲部屋 出羽海一門「田子ノ浦部屋」である。派手な色の建物は 昔は女子寮だったためだそうで 門を入るとすぐ左側に 稽古用の土俵が有る。先週訪ねてみたが 今名古屋場所の準備で全員名古屋へ行かれているとの事で 練習を見る事は出来なかった。普段は自由に稽古風景を見学出来るそうだ。新しく出来たばかりの部屋で 力士も今後が有望な若手ばかりである。名古屋場所の番付は次の通り。

【幕下】西五十二枚目 久ノ花 (ひさのはな)
【序二段】  西三枚目 大勇海 (おおいさみ)
     西二十二枚目 久之海 (ひさのうみ)
     西八十六枚目 田子ノ若 (たごのわか)
     西九十四枚目 吉村 (よしむら)
     西百十三枚目 大櫻 (おおざくら)

 幕内力士はいないが(参考:幕内・十両・幕下・三段目・序二段・序ノ口)今から応援していれば きつと幕内力士が誕生すると思う。後援会員も募集されているとの事。相撲好きなあなた 地元の部屋をひいきにしてはいかが。

住所:埼玉県さいたま市高木52-4 田子ノ浦部屋公式ホームページ

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2002年6月27日 (木)

 無責任な政府の株価対策

 私が隣人に株の話ばかりするから「自分は株の取引はしていないので 株が上がろうと下がろうと関係ない」と言われてしまった。たしかに株の売買による損得は取引していない人には関係ない。しかし 株価は経済の指標と言われる様に 景気・不景気と連動して動く事が多いし また逆に 株価が上がれば景気が良くなり 下がれば景気が悪くなるといった要素も持っている。要するに 株価は我々の生活に直接関係しているのである。

 政府は 今の不景気を克服する責任がある。株価には敏感でなければならないし 常時株価対策に心掛けるべきである。ところが 昨日の塩川財務相の 他人事のような発言や この場に及んでも経済問題に全く顔が見えて来ない小泉首相の経済音痴ぶりを見ていると 果たして日本経済を今の内閣に任せておいて良いのかと 薄ら寒くなって来る。昨日の株価の状況と 塩川発言をじっくりと読んで頂きたい。

 26日の東京株式市場は 前日の米国株価が大幅安で終わったことや 米国株の先行き不安、日本のデフレ対策への不信感、円高・ドル安の嫌気などから ほぼ全面安の展開となり 大幅に反落した。東証株価指数(TOPIX)終値は前日終値比 32.15ポイント低い 984.28と 今年最大の下げ幅となり 終値では2月26日以来4か月ぶりに1000台を割り込んだ。日経平均株価(225種)も422円11銭安の1万0074円56銭と大幅反落 下げ幅は今年最大となった。

 米株安や円高を受け 北米向けなど輸出比率の高い自動車やハイテク関連銘柄が値を下げた。株価下落が保有株式の含み損の拡大につながる懸念から 銀行株も総じて売られている。市場では「政府には株価下落に対する危機感がない。このまま政策面で手をこまぬいていれば 株安は止まらないのではないか」という悲観論が強まっている。

 塩川財務相は26日午後の記者会見で 平均株価が1万円割れ寸前まで急落したことについて「がけっぷちやなハハハ(笑う)」と感想を述べ 日本経済への影響を「非常に深刻に心配している」と語った。さらに「世界的に経済が停滞している感じがする。そのあおりを受けている」と 株価下落は海外株安なども影響しているとの 外部要因的な見方を示した。証券税制の見直しなど政府による株価対策については「ここで見直したら動くかというものではない。こんな時に政策を打ち出して引っ張っていこうといっても単発では効かないと思う」などと否定的な見解を示した。

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2002年6月26日 (水)

 歩きタバコ禁止条例

 歩きタバコを禁止し 違反者には罰則を課す。全国でも初めてのこんな条例が 東京の千代田区議会で 今月24日 可決されたそうだ。路上での喫煙を罰則つきで禁止する全国でも初めての条例である。なぜ これほど厳しい規定が必要なのかという意見も有るが 千代田区長は「モラルとかマナーとか言う以前の ある面では強い規制をしなければまずいだろう という判断をした」という。

 千代田区の神田やお茶の水など区内の7カ所を歩きタバコ禁止区域に指定する。この指定区域内では 歩きタバコはもちろん 立ったままの喫煙も禁止される。条例に違反した場合は2万円以下の過料や 場合によっては氏名・勤務先の公表といった罰則まで定められた。千代田区ではこの条例が施行される10月以降 毎日2人の職員が各禁煙区域を見回り 違反者に注意を与える。全国初のこの試み 各地の自治体も その成果に注目しているそうだ。

 たしかに 人込みの中での歩きタバコに危険を感じた事のある人も多いだろう。雑踏の中で揺れる凶器 振り下ろされたタバコは子どもや車椅子に 乗った人の目の高さに来る。ある市民団体が行った歩きタバコに関する調査結果では およそ7%の人が歩きタバコでヤケドをしたことがあり およそ12%の人が衣服を焦がされたことがあると答え 両者を合わせると実に7人に1人が歩きタバコの被害を経験していることになる。「被害を受けても すれ違いざまなので加害者は気付かない。だから 被害者も泣き寝入りしている」と タバコ問題を考える会の中久木さんは話している。

 実は 私もヘビースモーカーで 嫌煙権や 禁煙に関するニュースを聞く度に肩身の狭い思いをしている。たしかに 人込みの中での喫煙 吸殻のポイ捨てなど マナー違反もはなはだしい。タバコを吸う人の最低のモラルとして「人込みの中では吸わない」「吸殻のポイ捨てはしない」といった事は自覚しておかないと愛煙家として失格である。一部の心無い愛煙家のために自分達の首を絞めてしまう。本当に嘆かわしい事だ。

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2002年6月25日 (火)

 サッカーフアン何処行った

 ワールドカツプも 日本が決勝トーナメントに進出すると 国民皆サツカーフアンで最高の盛り上がりを見せた。ところが 日本がトルコに敗れると急に様子が一変する。日本が決勝トーナメントに進出した事は 日本サッカー界にとって快挙なのに フアンというものは どこまでも勝続ける事を望み 勝つ事があたりまえと考える。日本が敗退しても世界最高レベルのサッカーが日本・韓国で見られるのだから 本物のサッカーフアンにとっては たまらないことに違いない。

 ところが にわかフアンの興味は 試合そのものよりスター選手へと向う。ベッカム・トッティ・ラウル・・・まるでアイドル扱いである。ところが ベッカムが去り トッティが消え ラウルもいなくなると ミ-ハ-な にわかフアンは「あ~もうW杯も終わった……」という雰囲気となる。世の中とはこんなもんだろう。でも もし日本が決勝戦まで残っていたら 国民の盛り上がりと経済効果は膨大で 経済不況など吹き飛んだかもしれない(ちょっと大袈裟か)。

 かたや国内の話題に目を転じると ワイドショーの常連だった 鈴木宗男も逮捕され 田中真紀子も党外追放となり 小泉首相の支持率も下がって 政界のほうもすっかり地味になってしまった。一時はワイドショ-を占拠していた政治ネタも 取り上げられる回数がめっきり減ってしまった。この様に見て行くと スポーツでは「技」 政治では「政策」ではなく やはり興味の先は人間そのものであるらしい。どんなに面白いプレ-をしていても すごい政策を掲げても それが組織プレ-だったりして「人」が見えないと 今ひとつ人気がない。サッカ-や政治そのものに興味がある人は 実は少数派なのだ。

 ワールドカップも今日 ソールで トイツ・韓国戦 明日 埼玉で ブラジル・トルコ戦の準決勝 そしていよいよ 30日横浜で 決勝戦が行われる。何れも世界最高峰の試合を見せてくれるだろう。今回はアジアから初めて 4強に勝ち上った ワールドカツプ共同開催国の 韓国が残っている。にわかサッカーフアンとしても TV観戦ながら 力が入らざるを得ない。同じアジア人として 共同開催国として 韓国を応援しよう。そして僅かな望みながら 韓国が優勝することになれば 最高だろう。

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2002年6月24日 (月)

 リーダーシップのない小泉首相

 この欄で何回となく小泉首相は かけ声ばかりで指導力も統率力もないと指摘して来た。鈴木宗男問題でも いまだに「議員辞職は本人が決断すべきことでしょう」と言っている。リーダーシップとは 自分の考え 意思を はっきりと相手に伝えることから始まる。なぜ 鈴木宗男議員に「議員を辞職すべきだ」と言わないのか。

 強固な意志がない者に 国のリーダーたる資格はない。この様な状態では「構造改革」も「景気回復」も進むわけがない。勿論「三毛猫君」ごときの小者が言ってもインパクトがない。23日の毎日新聞「余録」の記事を合わせて 小泉首相退陣要求のメッセージとしよう。

 『サッカー・ワールドカップ大会も終盤。レベルが上がるにつれて 見ごたえのある戦いに胸が躍る。とりわけ夢の4強入りを果たした韓国チームには 熱い拍手を送りたくなった。 そろって決勝トーナメント進出を果たした日韓だが 先に脱落したのは日本だった。残った韓国にこれだけいい試合を見せられると いつまでも日本の成績に自己満足し続けるのは何か気がひける。

 専門家に言わせると 強いチームの条件は一にも二にもスピード 三に団結力だそうだ。俊足のストライカーをそろえて素早いパスを送る。間髪を入れぬタイミングで連係する。一気にゴールに迫るには 監督の統率力 それに選手一丸となったチームワークが欠かせない。

 そこへいくと日本の政治の現状は もっと気がひけることばかりだ。「構造改革」を掲げた監督(小泉純一郎首相)は就任1年を超えたというのに かけ声ばかりで指導力も 統率力もいま一つ。チーム(内閣)は監督の意を読み切れずに一貫性を欠くことおびただしい。支えるはずのサポーター(与党)に至っては 監督に逆らう勢力がうずまいている。改革にスピードが得られず 一点突破の鋭いパスはもちろん 敵の意表を突く技巧パスも一向に出てこない。

 結果が出なければ 観客もブーイングしたくなるというものだ。「道路関係4公団民営化推進委員会」の問題は その典型の一つではあるまいか。監督が指名した先発メンバーにあれこれとけちをつけるだけでもおかしいのに サポーターたちが勝手に別組織を作るなどは およそ日本のレベルを上げたいと願う国民の期待に反するイエローカードだ。サッカーなら4年後があるが 日本の改革は悠長に待ってはくれない。PK戦もないのだ。』

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2002年6月22日 (土)

 田中真紀子疑惑の行方

 秘書給与流用の疑惑が持たれている田中真紀子・元外相に対し 自民党党紀委員会が20日決定した処分は 2年間の党員資格停止という事実上の「党外追放」と言えるものだ。科せられる措置は 1)衆院新潟県第5選挙区支部長の解任 2)選挙の際の公認申請の不受理 3)衆院会派の離脱などである。支部長解任は 政党支部という企業・団体献金の受け皿を失うことになるし 2年間の処分期間の終了は2004年6月と衆院議員の任期切れと同じころとなるため 公認申請の不受理は事実上 次期衆院選の公認見送りの意味合いを持つ。

 田中真紀子氏は20日午後 国会内で記者団に「正式な連絡をまだ受けていない」と語ったが 再審査を請求する可能性も否定できない。今後の田中真紀子氏の出方が焦点となるだろう。だが 次の様な見方も有る。田中真紀子氏は党内より国民の直接の支持を頼みにする政治スタイルをとっていることから 地元人気を考えれば公認がなくても選挙は通ると見られているうえ 党に基盤を置かない政治手法から 実害はないのではないか。また 今回の処分が事実上の党外追放の意味を持つことから 離党して新党結成に動くのではないかとの観測も有る。

 しかし この問題は田中真紀子氏の 秘書給与の不正流用という 税金の不正流用疑惑なのである。自民党に対する背任ではなく 国民に対する背任疑惑なのである。今国会では 秘書絡みの疑惑で監督責任をとって辞職したり 離党した議員が相次いだ。中でも 社民党の辻元清美・元衆院議員は 元政策秘書の給与の流用を認め議員を辞職した。だが 田中真紀子氏は一貫して流用疑惑を否定するばかりで 党の調査協力にまじめに対応せず 納得のいく説明を全くしてこなかった。これに対し 自民党の党紀委員会は 田中真紀子氏の流用疑惑について「ますます 疑惑が深まった」と指摘するにとどまっている。

 国民に対する背任だから当然刑事罰の対象として捜査すべき問題だろう。野党もこの問題に対して国会での疑惑解明に妙に腰が引けている。与野党共に疑惑の種を持っているからだろう(きっとそうに違いない)と疑いたくなる。国会は憲法上 政治家の不祥事も含め国政について調べる国政調査権をもつ。この権限を行使して 与野党がそろって解明に当たらないと 政治家への不信は無くならない。

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2002年6月21日 (金)

 変る株主総会

 3月期決算企業の株主総会が20日から本格的に始まり27日に集中日を迎える。4月の商法改正でインターネットによる議決権行使や電子メールでの招集通知送付が可能になる「IT総会元年」となる。20日の総会ではNTTドコモ・NEC・ソニー・帝人などが「ネット投票」を導入した。NTTドコモは東京・港の赤坂プリンスホテルで20日午前に株主総会を開いた。同社によると ネットで投票した株主は総会に出席できない個人など1,043人になったそうだ。郵送を含め事前に議決権を行使した株主の2%程度がネット投票を選んだことになる。

 ネット投票は個人株主の議決権行使をしやすくする狙いで 株主は招集通知とともに送られてくる株主番号とパスワードを専用サイトに入力し各議案に投票する。総会前日の深夜まで投票を受け付ける。21日以降の総会でも松下電器産業・日立製作所・KDDI・凸版印刷などがネット投票を実施する。初年度となる今年は合計で50社を超す企業が導入予定だそうだ。今までの総会不参加者のハガキでの議決権行使に比べ 参加し易い事も有るが 通信コストの削減も塵も積もればではないが経費節約になるだろう。

 今まで決算企業の議案に「反対しない株主」と言われてきた生命保険など機関投資家の姿勢に変化が起きているようだ。株安による運用成績悪化などから 投資先企業の経営を監視するため議決権を行使する動きを強めている。一方 株主提案に応じる企業も出始め 例年繰り返される シャンシャン手打ちの総会は変わる兆しが出てきた。

 日本生命は今年 5期連続無配など10項目以上ある議決権行使のチェック項目に「5割以上の株価下落」を加えた。同社株式部は 株式を保有する約2,100社のうち400社以上が いずれかに当てはまるとみている。検討対象企業は 昨年の2倍以上で 昨年を上回る10~20社に反対票を投じる可能性があるそうだ。連続無配企業の退任取締役への慰労金や 極端に株の価値を薄めるストックオプションなどは特にしっかり見極めるという。

 企業は株式の持ち合い解消で運営方法を変えざるを得ないだろう。今まで何の発言力も無いに等しかった個人株主も 機関投資家への相乗りの形ででも意見が通る可能性が出てきた。黙っていれば議案が通るという時代は終わり 株主が企業経営に参画できる機会が増える事は喜ばしいことだ。

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2002年6月20日 (木)

 生前贈与の円滑化策

 ワールドカツプ一色のマスコミ報道のなか 国会や政治のニュースは 鈴木宗男逮捕をはじめ ゴタゴタ続きの内容ばかりで 日本の経済は政治から見放されてしまつた感があるが やっと経済対策という文字が出てきた。小泉首相が追加デフレ対策として検討を指示し政府税制調査会が大枠を固めた生前贈与円滑化策である。内容を簡単に説明すると次のようなものである。

 生前贈与の贈与側の年齢を65歳以上に限定 配偶者や子供に適用される相続税の非課税枠を先食いする形で贈与税の非課税枠を大幅に広げ 税負担を実質的に軽減する。相続税と贈与税を一体化することで高齢者が現役世代に金融資産を譲るのを促し 住宅投資などの活性化につなげるのが目的だ。

 生前贈与の円滑化策は2003年度税制改正に盛り込み 来年1月以降に贈与される分にさかのぼって適用することをめざす。65歳以上の高齢者による子供や配偶者への生前贈与に相続税の非課税枠を使えるようにし 65歳以降の贈与の累積額が非課税枠の範囲内なら贈与税がかからない。相続時には相続税の計算にあたり 生前贈与の際に使った非課税枠や支払った納税額を差し引き精算する。

 たしかに経済対策として大きな効果が有るだろう。しかし実施時期が来年1月以降である。このような対策は 即時実施するようなスピードでやらないと 実施前に生前贈与の手控えが起こり返って経済を落ち込ませないか。経済の指標である株価も 日本政府の無策のせいで 米国株式の影響をもろに受けている。米株式市場は19日 ダウ工業株平均の終値が前日とくらべて144.55ドル安い9561.57ドルだった。ハイテク銘柄の多い店頭市場ナスダックの総合指数も終値が同46.13ポイント低い1496.83ポイントとなった。

 米国株式の上下に一喜一憂している日本の株式は 小泉内閣の無策で立ち直るきっかけさえ見いだせない。来年1月から実施の対策で安堵しているようでは 9月決算を乗り切れない企業が多く出るだろう。ワールドカツプが終わり 国民が国内経済に目を向けた時 あまりの無策 無能さに 小泉内閣の息の根を止めてしまうことは間違いなかろう。得々としてワールドカップサッカーを観戦している場合ではないはずだ。

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2002年6月17日 (月)

 海辺の家 Life as A House

 私の映画の好みは「サスペンスもの」と「戦争もの」だが 最近 高校時代の同級生と良く映画を見に行く様になってから「感動の巨編」なるものが多くなった。「感動もの」も悪くはないが 自分から進んで見に行くほどではない。しかし 今度公開される「海辺の家」は 絶対に見ろと友人が薦める。どんな映画だろうと気になって調べたところ 次の様な前説があった。

私は自分を「家」と思ってきた。「家を建て直す」――それは即ち「人生を建て直すこと」

 ジョージ・モンロー42歳。建築事務所デザイナー。彼には既に別の人と再婚している元妻ロビンと16歳になる反抗期の息子サムがいる。ある日彼は20年間勤めてきた建築事務所をいきなり解雇され その上残りわずか3ヶ月の命と宣告される。このまま死んで悔いはないのか 自分の人生は一体何だったのか・・・。ジョージは初めて自分の人生に そして息子サムに向き合う決意をする。最後の夏 一緒に家を建てる事で――。

 ドラッグに溺れ 激しく抵抗するサムを無理やり連れ出し ジョージは海辺に家を建て始める。近くに住む 幼なじみだったアリッサとその母親コリーン 息子サムを心配して見に来るロビンと彼女の二人の子供 そしてロビンの夫。ジョージをとりまく人々が 知らず知らずのうちに加わっていき そしてそれぞれが 心にぽっかりと空いた穴を「家を建てる」ことによって埋めていく。そして皆の想いがひとつになる一方で ジョージの容態は確実に悪化していた・・・。残された時間はあとわずか。そして「海辺の家」の完成は近い――。

 この映画は7月20日より「丸の内ピカデリー2」他全国松竹系で公開される。プレゼント(涙のハンカチ)付き前売り券も売り出し中とのこと。ハンカチにつられるわけではないが 見てみようかという気になつてきた。久しぶりに涙腺の掃除でもしに行くか。

涙のハンカチ付き前売り券は次の場所で発売中(東京都のみ記載)
「丸の内ピカデリ-2」 03(3201)2881
「新宿ピカデリー」 03(3352)1771
「新宿ジョイシネマ」 03(3209)6180
「渋谷シネパレス」 03(3461)3534
「池袋シネマ・ロサ」 03(3986)3713

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2002年6月16日 (日)

 ストリーミング技術標準の戦い

 インターネットで映像や音楽を配信するストリーミング技術をめぐって 業界の主導権争いが熾烈になっている。リアルネットワークスと マイクロソフトの2大勢力が 自社技術を業界標準にしようと真っ向から対決している。我々は当分静観するしかないが 業界の競争が技術の向上に拍車をかけるから歓迎すべき事だろう。

 マイクロソフトは6月6日 同社のストリーミング技術「ウィンドウズ・メディア・テクノロジー」の次世代版「Corona(コロナ)」の概要を 米国に続いて日本でも発表した。現行に比べて 映像の再生が始まるまでの待ち時間(バッファリングによる遅延時間)がほぼなくなり ネットを利用して映像を見る際の いらいら感が解消されたことが大きな特徴だ。 画像と音声の圧縮効率は20%高まった。とくに画質はテレビの走査線720本に対応し ハイビジョン(有効走査線1080本)に迫るという。同社のデーブ・フェスター・コロナ担当ジェネラルマネージャーは「ネットを利用したストリーミングでも テレビのように素早くチャンネルを切り替えたり 高品質の画像や音声を実現できるようになり テレビと競えるメディアになった」と語る。

 一方 リアルネットワークスは4月に ストリーミング・システムの新技術「リアルビデオ9」と「リアルオーディオ・サラウンド」を発表した。リアルビデオ9は 現行の「リアルビデオ8」から圧縮率が30%向上し ブロードバンド接続なら160KbpsでVHS品質 500KbpsでDVD品質の映像を提供することができる。また ビデオやオーディオ、ブラウザー機能などを統合した新しいソフト「リアルワン・プレーヤー」を昨年から提供している。同社の越智美王マネージャーは「バッファリングなしの技術はリアルワンで実現しており すでに常識だ。公平な目で見れば画質に関してはほぼ同等になったようだが 技術的にはリアルが先行している」と自信をみせる。

 ストリーミング市場は これまで通信回線の速度の制約から十分な品質を得ることが難しく 利用者は一部にとどまっていた。しかし ADSLを中心としたブロードバンド回線の普及に伴い 映像コンテンツを配信する動きがにわかに高まっている。IDCジャパンが発表した市場予測によると 日本国内における映像や音楽などストリーミングコンテンツ市場は 01年に84億円だったのが急拡大し 06年には1680億円と約20倍になると見込まれている。

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2002年6月15日 (土)

 ちょっと気になる よそのボーナス

 6月になると夏のボーナスに期待がふくらむ。しかしこの不況下では なかなか満足な額は出そうにない。もしかするとボーナス ゼロ も有り得る。ちょっと気になる他所(よそ)のボーナス せいぜい他人のボーナスを覗き見して 溜飲を下げたり ガッカリしたりしよう。年金生活者には関係ないが・・・。

 4月下旬現在でボーナスの支給額が決まっている一部上場企業224社(労務行政研究所調べ)でみると 組合員1人当たりの平均が一番高かったのは私鉄業界。妥結額は約89万7000円で 前年の夏に比べて0.6%増えた。また、前年夏の実績に比べて4.8%アップと 上昇率が高かったのが自動車。トヨタ自動車やホンダ 日産自動車が2002年3月期に過去最高の利益を上げるなど 業績の良さを反映している。

 一方 IT不況に悩む電機は約61万円で13.4%減。全産業平均の約65万7000円も下回っている。 このほか 減少率が大きかったのは鉄鋼15.5% 精密機器17.5% 建設14.9%といったところ。妥結額は通常「高卒35歳 4人世帯」といった「モデル社員」に当てはめて発表される。このモデルは会社によって違うため 厳密な比較はできないが 同じ電機でもソニーが100万円に迫るかと思えば 50万円台のところもある。そのほか 金融・保険業の94万3113円 繊維・衣服業界の59万4939円となっている。

 ボーナスの差は 会社や業界ごとにつくだけではない。「よく働き 成果を上げた人にはボーナスで報いる」という形。これが成果主義で その成果を測ることを一般に考課査定というが 日本経営者団体連盟(日経連=現・日本経済団体連合会)の調べでは 最低評価の人と最高評価の人の間で 考課査定の幅を(特定の基準から)「プラスマイナス20%~30%」と大きくとっている企業は 1998年には10.0%だったのが 2001年で全体の14.5%となった。急速な上昇ぶりだ。

 日本では ボーナスは「生活給の一部」という考え方が強かったため ボーナス全体に占める考課査定の分は現状では3割弱だが これも今後は増えるとの見方が多い。働く側にしてみれば「自分への考課・評価は公正なのか」という疑問が常につきまとうものの 「よく働いた者が報われる」という考え方には 反対しにくい。今後のボーナスは 会社によっては「お隣の業界」どころか「隣の席」の同僚との差も気になりそう。

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2002年6月10日 (月)

 祝! W盃 初勝利

 ワールドカップ 初勝利!
   日本 1 - 0 ロシア

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2002年6月 8日 (土)

 1~3月期 GDP プラス 1.4%

 1~3月期 GDP(国内総生産)が 1年ぶりにプラスに転じ +1.4%になった。内訳を見ると 輸出(前期比)+6.4% 個人消費(前期比)+1.6% 企業の設備投資(前期比)-3.2%となっている。GDPの60%を占める個人消費も含めプラスになった事を受け 竹中経済財政担当相は「景気は底入れしているという認識が間違っていないと裏付けられた」とコメントしたが はたして このような安易な認識で良いのだろうか。

 景気の先行きが不透明で失業率も高止まりしていれば 支出を抑え生活防衛に向う家庭が多いだろう。例えば 定期的に車を買いかえていた人も この様なご時世ではもう少し買いかえを延ばして様子をみる場合が多いと思われる。しかし 延ばすのも限度が有り 故障が多くなったり もう少し経済的な車にしよう等の理由で買いかえる。一般家庭用必需品でも同じく多少古くなったのは我慢するが 故障したり使えなくなれば買い直すしかない。

 現に 5月の新車販売台数は 約42万台と 昨年同月比 +0.2%となったが 内 小型車が前年同月比 +11.8%で 中・大型車は逆に落ち込んでいる。景気の先行きが不透明で新規購入をひかえても ある期間が過ぎれば消費は一時的に盛り返すのは自然の成り行きであり 何かの経済対策の効果が出て来て今後もプラス成長が続くと考えるのは早すぎはしないか。企業の設備投資が(前期比)-3.2%となっているのも 本格的GDPの成長とは考えられない。

 小泉内閣になって経済対策の実効は何もない。生産の急回復は 絞りすぎた在庫を補充する動きの表れで 政府の景気底入れ判断とともに 金融不安が忘れ去られたかのようで 銀行の不良債権問題も片付いたわけではない。外需が下支えするうちに不良債権処理や規制緩和を進め 経済の活力を生み出すことが大切だろう。

 特に 個人消費に大きく占める住宅投資も前期比 -2.3%と落ち込んでいる。現状では長期ローンを組むのに慎重にならざるを得ない。政府が現在検討中の「住宅取得促進税制の拡充」や「生前贈与税の 住宅取得の非課税枠拡大」などを 早急に法制化すべきだろう。言うばっかりで 改革がちょっとも進まない小泉首相のリーダーシップの無さには あきれ果てるが このままでは 折角上向いたGDPを また谷底に落としかねない。

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2002年6月 6日 (木)

厚生労働省が少子化問題意見募集

 少子化について何回か取り上げてきたが いよいよ厚生労働省も本気で取り組むようだ。意見募集の全文。

少子化社会に対する御意見の募集について 平成14年6月4日

 厚生労働省におきましては、厚生労働大臣が主宰する有識者による「少子化社会を考える懇談会」において、少子化の要因や少子化社会への対応について、経済、社会保障、雇用、教育などの幅広い視野から検討を行っております。

 このたび、広く国民の皆様から少子化について御意見を募集いたします。いただいた御意見につきましては、懇談会での議論の参考にさせていただきたいと考えております。

下記要領で作成の上、事務局まで御提出ください。よろしく御協力お願いいたします。

     記

1.以下の項目について御意見をお寄せください。
(1)少子化の要因と今後の少子化の見通しについて。
(2)子どもは親の所有物であるという意識(子どもは親のものという権利意識と子育ては親がしなければいけないという義務意識)が我が国では強いと言われているが、それについてどう考えるか。
(3)どうすれば、子供を産み育てようとする気持ちになるのか。またその理由 について。
(4)政府は少子化の流れを変えるため、男女共同参画社会の実現や少子化対策を講じ、また、各界の方々からなる国民会議を開き、子育てにやさしい環境整備を求めているが、これまでの取組みに対する問題点やその理由について。
(5)国において、民間において、地域において行う少子化対策について。
(6)その他御自由にお願いします。

2.年齢(○歳代でも結構です)、性別、職業を付記してください。

3.平成14年8月末日締め切り

4.以下のいずれかの方法で御提出ください。

○電子メール
E-mailアドレス :syoshi@mhlw.go.jp
※以下のいずれかの形式でお願いします。
・ワード(word2000以前のバージョン)
・一太郎(一太郎11以前のバージョン)
・テキスト形式

○ファクシミリ FAX番号 :03-3595-2158

○郵送
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
厚生労働省政策統括官付社会保障担当参事官室 宛

5.問い合わせ先

「少子化社会を考える懇談会」事務局
厚生労働省政策統括官付社会保障担当参事官室
電話: 03-5253-1111(内線7691、7692)
FAX: 03-3595-2158
E-mail: syoshi@mhlw.go.jp

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2002年6月 5日 (水)

 W杯チケット販売の怪

 W杯チケットの販売が混乱している。チケットを求めるフアンには大変な苦労を強いられている。この混乱の原因を見ていると 国際サッカー連盟(FIFA)と バイロム社との きな臭い関係が想像される。経済損失も大きい。FIFAの責任追及は 絶対に行うべきだろう。

 W杯を見たいが チケットが買えないので TVで観戦したら スタンドには空席が目立つ。おまけに インターネットでは いつのまにか 当日販売まで始まった。W杯チケットの販売は 支離滅裂だ。混乱の背景には 観客無視のずさんな大会運営が見える。2日午後6時半にキックオフのイングランド対スウェーデン戦。W杯日本組織委員会(JAWOC)は その日午前1時前 突然 国際サッカー連盟(FIFA)の委託を受けた英国の代理店「バイロム社」が インターネット上で販売していたチケットの当日売りを認めた。

 突然の方針転換の理由は空席だ。1日の試合では収容人員に対して 札幌で約1万人 新潟で約9千人分が空席だった。売り切れたはずじゃなかったのかと JAWOCにはテレビ中継を見たファンなどから苦情の電話が相次いだ。JAWOCは「国内販売分は売り切れた」としていたが 確かに JAWOCの扱うチケットは売り切れだった。

 日本で開催される32試合のチケットは計約135万枚。FIFAなどとの取り決めで 半分をJAWOCが「国内販売分」として 残りの半分をバイロム社が「海外販売分」として担当した。JAWOCは 国内販売分を増やすようFIFAに求めたが 認められなかった。海外販売分の手数料はバイロム社に入るため FIFAが配慮したとも言われる。

 国内販売分は昨年末 売り切れたが 海外販売分は売れ行きが今一つだった。そこで JAWOCは「日本開催分チケットの残りを引き渡してほしい」とバイロム社に要請した。4月末の時点でバイロム社の手元にあった計約14万枚を引き受け これも4月中に完売した。結局 国内では計約80万枚が売り出され 国内分は完売となったが 実は チケットは海外で余っていた。

 バイロム社が 日本以外の各国サッカー協会や海外スポンサー向けに販売した 計約48万枚の一部だ。各国協会などが さばき切れなかった多数のチケットは5月以降 バイロム社に「キャンセル」という形で戻ってきた。困ったバイロム社は これらのチケットをインターネット上で一般向けに売り出したというお粗末な話しである。

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2002年6月 4日 (火)

 未婚と少子化

 昨日 少子化は結婚しない女性が増えているのが原因だと書いたが 昨夜 テレビ朝日の「たけしのTVタックル」で次の様な調査結果を放送していた。

◎未婚率(平成12年度国勢調査より)
       男性  女性
25~29才 69.3% 54.0%
30~34才 42.9% 26.6%
35~39才 25.7% 13.8%

◎35~45才の独身女性に聞いた。(TVタックル調べ)

【結婚願望】
どうしてもしたい 9%
できればしたい 60%
まったくない  31%

【自分にふさわしい男性が現れるまで結婚しない?】
結婚しない   69%
多少は妥協する 31%

【2世帯住宅を持っている男性と結婚できる?】
できる     32%
いやだ     58%
死んでもいやだ 10%

 結婚願望は多くの人に有るが自分にふさわしい人 条件に合う人が見つからないのが現実のようだ。特に2世帯住宅でも夫の親との生活は敬遠される。

◎35~45才の独身男性に聞いた(TVタックル調べ)

【結婚したいですか?】
どうしてもしたい 15%
できたらしたい  68%
しなくてもいい  17%

【あなたにふさわしい結婚相手は現れるか?】
必ず現れる      22%
現れるような気がする 58%
現れない       20%

 アンケートの結果から推測すれば 結婚の主導権は女性に移ってしまっているようだ。そのニュアンスも 楽しみたい らくしたい願望が見え隠れする。ここは 昨日書いた様に 結婚と子作りは切り離さないと 少子化への歯止めがかからないのではないか。

 日本経済新聞夕刊の連載コラム「私もひと言」で 少子化問題の原因について読者からの意見を募集している。ぜひ書き込んで頂きたい。

◎テーマ「私たちが子どもをもたない・もてない理由」

 未婚化や晩婚化 結婚しても子供を生まない夫婦の増加 女性の社会進出。専門家が指摘する少子化の要因はどれも十分な説得力があるとはいえません。子どもをもたない・もてない本当の理由はどこにあるのでしょうか。

Q:あなたが子供をもたない・もてない理由(子どもがいる方は、もう一人を考えない理由)を具体的にお書きください。

Q:少子化を解消するにはどんな対策が必要だと思いますか。また あなたはどんな対策を望みますか。具体的にお書きください。

意見書き込みは こちらから

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2002年6月 3日 (月)

 2200年日本の100人の村

 2000年の合計特殊出生率が1.35を記録した。女性が生涯に何人子供を産むかを示す数字である。このままで行けば 国立社会保障・人口問題研究所の推計では 日本の人口は2007年をピークに減り始め 2100年に6700万人と半減するそうだ。しかし「結婚したら子供は2~3人」という考えは ここ30年ほど変わっていないし 結婚した夫婦には平均2人以上の子供がいる。

 日本の少子化は 結婚しない女性が増えているのが直接の原因である。40歳未満の女性の未婚率は 終戦後の1950年に3%だったのが 今では10%を超えている。結婚しないのは 結婚の魅力が低下しているからだという。女性の稼ぐ力が向上し 結婚による経済的損失が大きくなりすぎた。旧経済企画庁の試算によると 女性が仕事を一時中断して育児を選んだ場合 生涯可処分所得で6300万円も失われる。中途採用の機会が少ないから 一度辞めると大損となる。

 その他 地域社会とのつながりが希薄で子供との接触体験に乏しく どう子育てしたらいいかわからない。家族は「子供中心」ではなく「夫婦中心」という考え方。子育ての費用もばかにならないのに 老後の頼りにならない などの理由による所も多い。少子化により人口が減れば 交通渋滞が減り 通勤電車もすくし 受験競争も緩和される。狭い日本をより広く使えるではないか という議論もある。しかし こんな認識で良いのだろうか。今後の医学・医療の発達により人間の長寿化が進み 人口の年齢構成も大きく変化するだろう。

 100年で人口が半減すれば 200年後はどうなるのか。統計資料に基くものではないが 一時流行った100人の村になぞらえて 2200年日本の100人の村を想像してみよう。

100人の年齢構成は 0~50才が 23人。51~80才が 31人。81才以上が 46人。

学校で学んでいる人が 7人。
働いている人が 28人。その内 医者・看護婦・介護などの医療関係が 23人。
健康だが高齢で働いていない人が 26人。
病気や 寝たきりの人が 39人。39人中 介護を必要とする人が 33人。

パロディーの域を出ないが 絶対にこうならないと言い切れるか。

 地球温暖化の問題と同じく我々の死後の世代で困る事だから関係ないと考えるか 今から対策すべきだと考えるか。私は 結婚・夫婦・子供・家族といった 性に関する倫理観が大きく変化し 本来の動物の自然な姿に近づかない限り 救う道はないと思っているが・・。どう思う?

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