北朝鮮との交渉は常識を変えろ
北朝鮮による日本人拉致問題は 金正日総書記が拉致を認め謝罪したことから急展開し すぐにでも全容が判明するかに思えた。そこで 被害者の家族は 北朝鮮に対し 死亡の経緯や死因 墓や遺骨などに関する詳細情報を示すよう求め こうした点を調査するため 警察や監察医など専門家で構成する調査団を派遣するよう要求した。これに対して 北朝鮮が24日 日本外務省を通じて拉致被害者の家族に対し 真相解明のため 家族らが求めていた警察などによる調査団の北朝鮮派遣は認められないとの意向を伝えてきたことが明らかになった。
これに関連し 外務省幹部は 家族の関係者に「北朝鮮が調査団を受け入れる可能性はない」と明言した。北朝鮮が死亡したと伝えてきた被害者8人の墓所などについても「(北朝鮮は)具体的な場所などは明らかにしない」と述べ 北朝鮮側が極めて厳しい姿勢であることを示した。このニュースを聞いて 拉致被害者の家族でなくても 金正日総書記が拉致を認め謝罪したのだから最後まで明確にする義務が有るし 犯罪にかかわった者は処罰を受けることは当然の事だろうと思ったに違いない。
我々は状況の調査 善悪の判断 責任の特定追及 処罰などについて 民主主義平和国家 日本での常識で考えてしまう。しかし この日本人拉致問題は 異常に神格化された金正日総書記を頂点とした独裁国家・一部の官僚に権限が集中するいびつな共産主義国家「北朝鮮」の犯罪なのである。英雄的神格が ひとに謝ることは出来ないし 罪を受け入れる事も出来ない。金正日総書記が小泉首相に拉致を認め謝罪したことを自国内では一切報道しないのを見れば分かることである。
国家の体制が違えば常識も変る。これは第2次世界大戦前と後の日本の体制を考えて見れば分かると思う(分からない人は年寄りに聞いて)。現状で日本の常識をふりかざしてもうまく行かない。動物を調教するように 少しずつ餌を与え 少しずつ扉を開かせるしかない。拉致された日本人の消息を明確にする事を主眼に置くならば 賠償と関係者の処罰を求めない事だろう。なぜならば金を欲しがっている国に 賠償金はないし 処罰を求めれば 金正日を処罰する事になり 北朝鮮が呑める内容ではない。
それとも北朝鮮の国家体制を一気に変えさせるか。しかし 外部から変えるには武力行使以外にないことは過去の歴史が物語る。
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