青島 広志氏の本
作曲家で指揮者でピアニストの 青島広志氏をご存知だろうか。12CHの番組「たけしの誰でもピカソ」の審査員で出演されているのを時々みかけるし NHKの「ゆかいなコンサート」にも長く出演されているそうだ。ちょっとトボケタ事を言うおっちゃん(失礼!)といえば あ~あの人か と思われる人もいるかもしれない。青島広志氏は音楽家としても優れた方だが 話術にもたけていて聞いていて大変楽しい。その青島氏が5年ほど前に本を出されている。
本の題名は『ブルー・アイランド氏の プリマ《モ》とご相伴』。氏は いろんな方(音楽関係に限らず)と対談をされており その対談をまとめた本である。私は最近この本を買い求めたが読んでみると大変面白い。フィーリングが合うというか 一人一人の対談が短編集のように構成されていて いつでもチョットずつ読むのに適している。最近はトイレの友(笑)として愛読している。
対談のゲストを紹介しよう。(敬称略) 森末 慎二 春風亭 小朝 中丸 三千繪 長谷川 陽子 橋本 治 篠崎 史子 豊田 喜代美 佐藤 允彦 水野 英子 池辺 晋一郎 フランソワーズ・モレシャン 谷川 俊太郎 鴻上 尚史 & 丹波 勝海 斎藤 昌子 & 熊倉 一雄 後藤田 純生 山口 多嘉子 北村 協一 栗山 文昭 友竹 正則 & 池辺 晋一郎(2回対談) の各氏である。
目次には対談者の紹介、一人一人の対談の後には 対談内容に対する青島氏の思い出のような文章が綴られている。どちらも面白い。目次の一つを転載してみよう。
「篠崎 史子さん」現代音楽の第一人者、と言うとどこか男まさりの力強さをイメージしますが、とんでもない。このかたは、フランス人のエレガンス、アメリカ人の陽気なチャーミングさ、日本人のしっとりした情感のすべてを、自然に兼ねそなえているのです。すでに一家をなしていらっしゃるのに、謙虚な態度と、人生や音楽に対する厳しい姿勢は、後に続く人たちの指針となるものです。でも、「先生」と呼ぶのはやめて・・・私の方が身分は下なのですから。
発行所 (株)ショパン 1,800円+税 気に入ったら読んで見て。
青島広志氏 (左側) 東京オペラシティにて撮影
【平成13年10月25日記載分】
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